1970年代
1970年代前半は、自動車の普及とともに、交通事故、交通渋滞、大気汚染といった問題が顕在化します。交通事故の年間死亡者数が史上最悪の1万6,765人となったのは70年のことで「交通戦争」と言われるほどでした。米国では大気汚染対策として排ガス規制に関する法整備が進みました。さらに73年の第一次オイルショックによる燃料価格の急騰により、自動車の低燃費化が求められるようになりました。こうした中で、排気規制、低燃費化などの技術を実現した日本の小型車が米国市場での人気を高めていきました。
日産もこの時代、安全・環境技術を強化しながら新型車開発を進める一方で、拡大を続ける自動車需要に対応して生産拠点も拡充し、71年には栃木工場、77年には九州工場がそれぞれ竣工。77年には、日産の累計生産台数が2,000万台を突破しました。
1970年
2月 | ▪ |
L-4Sロケット5号機による日本初の人工衛星「おおすみ」打上げ成功(ロケット本体およびロケット・エンジンの開発・製作を担当) |
3月 | ▪ | |
4月 | ▪ | |
5月 | ▪ |
ダットサンサニー B110型 ダットサンサニー B110型 |
8月 | ▪ |
キャブスター A321型 |
10月 | ▪ |
ジュニア 140型 チェリー E10型 |
1971年
2月 | ▪ |
ダットサンサニートラック B120型 グロリア 230型 |
3月 | ▪ | |
4月 | ▪ | |
8月 | ▪ |
ダットサンブルーバードU 610型 |
9月 | ▪ |
1972年
1月 | ▪ | |
2月 | ▪ |
ダットサントラック 620型 |
4月 | ▪ |
ローレル C130型 |
8月 | ▪ |
ホーマー T20型 |
9月 | ▪ |
スカイライン C110型 |
1973年
1月 | ▪ |
スカイライン2000GT-R C110型 |
2月 | ▪ | |
3月 | ▪ | |
5月 | ▪ |
ダットサンサニー B210型 |
8月 | ▪ |
プレジデント 250型 |
10月 | ▪ |
1974年
4月 | ▪ | |
9月 | ▪ |
チェリーFII F10型 |
1975年
6月 | ▪ |
グロリア 330型 |
10月 | ▪ |
シルビア S10型 |
1976年
1月 | ▪ |
キャブスター/ホーマー F20型 |
3月 | ▪ | |
5月 | ▪ |
キャブオール/クリッパー C340型 シビリアン GC340型 |
7月 | ▪ |
ダットサンブルーバード 810型 |
1977年
1月 | ▪ |
ローレル C230型 |
6月 | ▪ |
九州工場完成(1975.4一部稼働開始) |
7月 | ▪ |
生産累計2,000万台達成 |
8月 | ▪ |
スカイライン C210型 |
10月 | ▪ |
ダットサンサニー B310型 |
1978年
5月 | ▪ |
パルサー N10型 |
8月 | ▪ |
フェアレディZ S130型 |
11月 | ▪ |
サニーバネット C120型 チェリーバネット C120型 |
1979年
3月 | ▪ |
シルビア/ガゼール S110型 |
4月 | ▪ |
米国に日産デザインインターナショナル社設立 |
6月 | ▪ |
グロリア 430型 |
10月 | ▪ |
ダットサントラック 720型 |
11月 | ▪ |
ダットサンブルーバード 910型 |