サプライチェーン
サプライチェーン戦略
日産は、グローバル企業のひとつとして、さまざまな国でビジネスを展開しており、サプライチェーンも全世界に広がっています。一貫性のある調達活動をグローバルに推進するなど、日産のビジョンや方針をビジネスパートナーと共有し、その達成のために戦略的に協働しています。
日産が目指しているのは、ビジネスパートナーとの信頼を基本にした、お互いの持続的な成長です。常に対等な立場でサプライヤーの意見に耳を傾け、切磋琢磨し合いながらベストプラクティスを導き出す協力関係の維持・強化に努めています。
ルノー・日産はアライアンスによる効率的な購買活動を推進するため、共同購買会社であるRNPO(Renault-Nissan
Purchasing
Organization)を2001年に設立し、現在はすべての購買領域をカバーするとともに、すべての購買機能を集約し、日産と全サプライヤー双方に有益となるビジネスパートナーシップを構築しています。2018年4月からは三菱自動車も加わり、組織名をAPO(Alliance
Purchasing
Organization)に変更しました。アライアンスの成長とスケールメリットを生かし、アライアンス各社の持続的なパフォーマンスを確実に向上していきます。
責任ある鉱物調達
日産は、グローバル市場におけるサプライチェーンのあらゆる段階において、倫理、社会、環境に配慮したビジネスが行われることを目指しています。2013年にいち早く紛争鉱物調達への取り組み方針を策定し、さらに2020年7月には「グローバル鉱物調達に関する方針」を公開しました。
さらに日産は鉱物調達方針に基づき、「OECD 紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」を参照し、サプライチェーンにおける鉱物調達に関するデューディリジェンスを実施しています。2021年からルノー・日産・三菱アライアンスとして、RMIにも加盟し、サプライヤーとともに、リスクを査定し、問題が確認された際は、是正する活動をより一層強化していきます。
基本方針、ガイドライン、他関連資料
活動実績
詳細はサステナビリティレポートへ