おにぎりに込めた想い、世界の子どもたちに届け!

世界食料デーに考えるサステナビリティ

2022/10/16
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皆さんにとって「おにぎり」とは?お腹が空いたときにすぐに食べられる美味しいもの、お弁当の定番。そして、家族や友人、大切な誰かのために、想いを込めておにぎりをにぎったり、差し入れをしたりした方も多いことでしょう。日産は、10月16日の世界食料デーに際し、そんなおにぎりをシンボルにした社会貢献活動である「おにぎりアクション2022」に今年も協賛します。

特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」(以下 TFT)が主催する「おにぎりアクション」は、おにぎりを用いてアフリカ・アジアの子どもたちに給食を届けるという社会貢献活動です。「飢餓をゼロに」はSDGsのゴールの一つにもなっており、実際に世界全体で飢餓の影響を受けている人の数は、新型コロナウイルス感染症発生後に増加し、2021年には8億人以上に達したと発表されています。こうしたなかで最も弱い立場にあるのが子どもたちです。

「おにぎりアクション」は、この問題に世間の注目を向けさせ、なぜこのような危機が引き起こされ、解決に向けて何をすべきなのか、私たち一人ひとりに考えるきっかけを与えてくれる活動です。そして、日産にとっても社会課題の解決に貢献することは使命であり、この活動への参加は、よりインクルーシブな社会の実現を目指す当社のサステナビリティビジョンとも合致するものです。

「おにぎりアクション」の仕組みはとてもユニークで、誰もが簡単に楽しんで参加できるものとなっています。世界食料デーを含む10月6日~11月6日の期間中、おにぎりにまつわる写真を特設サイト、もしくはSNSに#OnigiriActionのハッシュタグと共に投稿すると、日産を含む協賛企業が寄付し、TABLE FOR TWOを通じて1投稿につき5食分の給食がアフリカ・アジアの子どもたちに届きます。

もともと日産の「おにぎりアクション」への協賛のきっかけは、「日産セレナ」が持ち続ける「子どもの可能性を広げる“家族のためのミニバン”であり続けたい」という想いと、TFTの「子どもたちへの支援を通じて世の中を良くしていきたい」という情熱の合致でした。そして、日産でこの活動をリードしてきたのが、マーケティングオフィスで「セレナ」を担当する田中 雄士です。

マーケティングオフィス セレナ担当 田中 雄士

「日産は、よりクリーンで安全、インクルーシブな社会の実現を目指しています。そのなかで、次世代を担う子どもたちの支援は、日産が一貫して掲げてきたテーマであり、『おにぎりアクション』による食料支援を通じて子どもたちの未来の可能性を広げることは、日産の持続可能な世界の実現に向けたビジョンに沿ったものです。」と田中は説明します。

また、日産は5年連続でこの活動におけるトップスポンサーを務めていますが、その中でさまざまな経験や気づきもあったと言います。

「その活動を行うパーパス(意義)や、一緒に行うという連帯感が、会社や商品への愛着を育むということを学びました。私たちは、この活動をより大きなものにして社会にインパクトを与えるべく、日産の販売会社、お客さまに参加を促し続けています。何年にもわたって『なぜ共にこの活動を行うのか』について伝え続けた結果、私たちの想いを理解してくださり、日産に対してより好意的にとらえてくれているという実感があります。そして『おにぎりアクション』への支援を継続してほしいという声を数多く頂戴しています。」

また、田中にとって、おにぎりとは「思いやりの心」だといいます。
「持ち運びに便利なおにぎりは、大切な人を見送るとき、無事の帰宅を祈って作ることもあるかと思います。私自身、『気を付けて帰ってきてね』『頑張って勉強してね』といった想いが込められたおにぎりを母から手渡された記憶があります。おにぎりは、『相手を思いやる心』を象徴していると感じます。」

「おにぎりアクション」を世界へ

おにぎりという日本のソウルフードを社会貢献活動と組み合わせるというのはとてもユニークであり、家族や友人と一緒におにぎりを作ることを含め、なにより楽しんで参加できるのがポイントとなっています。

「『おにぎりアクション』への協賛は今年で5年目になりますが、特に今年は参加企業の1つとして、さらに全世界に広げたいと思っています。そのために、まずは改めて社内からこの活動を広げています。例えば従業員が自分の子供と一緒におにぎりを作る動画を作成したり、社内で同僚たちとおにぎりのポーズで写真を撮ってもらったりして、それをグローバルに発信しています」
「日本のソウルフードであるおにぎりを通じて、ここ日本だけでなく世界中の従業員そしてお客さまと一緒に、世界を変えるアクションを起こしたいと思います。是非、ご家族、ご友人、パートナーの方々と積極的にご参加ください!」

想いを込めたおにぎりを、大切な誰かのために・・・。持続可能な世界の実現に向けて、日産はアクションを続けていきます。

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