情熱的な日本のモノづくりチームが、新型「INFINITI QX80」2025年モデルを日々生産しています。
INFINITIブランドの最新フラッグシップモデルを組み立てるのは、3,000人を超える日産車体九州工場のメンバーです。初代の生産を開始した2010年以来、この工場ではINFINITIブランドのフルサイズSUVの生産をしてきました。
日産車体九州工場の組立工程 係長の清田 晃は、35年以上に渡ってこの工程に従事しています。彼がモノづくりに情熱を傾けるようになったのは、子どもの頃に自動車のプラモデル作りに夢中になったことがきっかけです。
清田は18歳の時にモノづくりのキャリアを開始しました。友人のお兄さんが所有していた通称「ハコスカ」のデザインと性能に感銘を受けて、日産の仕事に応募しました。
新型「INFINITI QX80」プロジェクトチームの中心メンバーとして初期の試作段階から関わってきた清田は、初めて生産ラインの上で同車を見た日の気持ちを振り返り、「このクルマがこの工場から出荷されていくのを見るのは、約15年間インフィニティブランドに携わってきた者として非常に誇り高い瞬間でした」と述べました。
そして「生産初号車のエンジンが始動し、オフラインしたときは、多くのチームメンバーがこの新しいINFINITIのフラッグシップモデルを量産するために重ねてきた努力が報われたと感じ、とても幸せでした」と話しました。
複数の製造工程をシームレスに調和させながら新型「INFINITI QX80」を生産している日産車体九州工場でのマインドセットについて、清田は、「我々は、常に『次工程はお客さまである』と考えて作業に当たっており、最高の状態のクルマを次工程に受け渡すことこそが使命だと自負しています。結果として、それがお客さまのもとに最高品質のクルマを届けることになるのです」と語ります。
清田のモノづくりへの情熱と、彼の同僚である大島 侑生がこの工場で働くことになったきっかけには重なるところがあります。最終組立検査エリアで働く大島は、9年間この工場で働いています。自動車修理工場を営む父親が自動車の整備をする姿を見て、自動車に関するあらゆるモノに対する興味が湧いたと大島は振り返ります。そして、子供の頃に日産の工場で自動車の生産現場を見学したことと、その時にもらったミニカーがきっかけとなり、大島は日産の生産・組立チームの一員になりたいという思いを強めていきました。
「新型『INFINITI QX80』プロジェクトに初期から関わることができたことは、私にとってかけがえのない機会でした。試作段階から量産に至る過程で、非常に貴重な経験ができましたし、先輩方からの指導で多くの技術を身に付けることができました」と大島は語ります。また「INFINITIの『新たな夜明け(New Dawn)』の実現に貢献できたことを光栄に思いますし、自分たちが最高水準の技術で組み立てた商品が、いよいよお客さまに届けられると思うとワクワクします」と述べました。
新型「INFINITI QX80」は、存在感ある洗練されたデザイン、最高クラスのホスピタリティを提供する室内空間、シームレス直観的なテクノロジー、そして圧倒的なドライビング体験を提供します。
アメリカ及びカナダのディーラーでは今月から、その他の地域では今年後半から販売予定です。