モビリティサービス技術概要

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「もっと自由な移動を」実現する交通サービス

日産は、2017年度より自動運転(AD)モビリティサービスの実証実験を行っています。これらの開発を進めるにあたり、安全性を担保するためのハードウェア、ソフトウェアの開発と検証を国内外で進めています。

日産は、少子高齢化に伴う公共交通機関のドライバー不足や地域社会が抱える交通サービスの課題解決に貢献し、自動運転技術を活用して誰もが自由に移動できる新しい交通サービスを提供することを目指しています。

今後、大規模なサービス実証実験を予定しており、2027年度には自治体や交通事業者を含む関係者と協議の上、遠隔監視設備を備えた自動運転レベル4によるモビリティサービスの提供を目指します。

EasyRide

実証実験の変遷

実証実験の変遷

技術のしくみ

実験車両のセンサー類

モビリティサービスの実験車両「セレナ」は、従来の実験車両「リーフ」に対して、性能を向上させたカメラ、レーダー、ライダーを採用しています。ルーフに搭載されたこれらのセンサー類はセレナの全高を生かし検出エリアを格段に広げるとともに、より高精度の検出を実現しています。

これにより、歩行者などの行動予測、合流車線変更判断、交差点侵入可否判断など複雑なシーンでの走行を可能としました。

自動運転技術を搭載した実験車両

自動運転技術を搭載した実験車両

ハードウェア構成

遠隔からの監視・操作に加え、車両とADシステムの故障、失陥に対応した構成となっています。さらに、サービス化を考慮し、無人での乗降シーケンスを搭載しています。

ハードウェア構成

ドライバーレス実証実験の実施体制

ドライバーレス実証実験の実施体制