従業員参加型活動

従業員一人ひとりの自発的な地域貢献活動を推奨する取り組み(日本)

日産は多くの従業員が社会に関心を持ち、活動に自発的に参加できるように、従業員の社会貢献活動をサポートしています。1996年より従業員が参加する市民活動(ボランティア活動や寄付行為)を会社が資金面で支援する制度「日産ボランティア活動資金支援制度」を導入するほか、開発部門の拠点のある日産テクニカルセンター(NTC)では、2008年より「NICE WAVE活動」と称して、従業員一人ひとりの自発的な地域貢献活動を推奨しています。

ハビタット・フォー・ヒューマニティとのパートナーシップ(北米)

北米日産会社(NNA)は、2005年よりNGOハビタット・フォー・ヒューマニティ(ハビタット)との協働を継続しています。同団体は、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を理念に掲げ、家を建てたり改修したりすることで、地域コミュニティの活性化を図り、人々の希望を築く国際支援団体です。世界約70ヵ国以上で住居建築や自立支援に取り組んでいます。

日産はパートナーシップを締結してからこれまでに2,100万USD以上を寄付し、従業員のボランティア時間は11万時間を超えました。車両の寄付やハビタットリストア(リサイクルショップ)でのサポートも行っています。2023年には、北米日産の従業員が11件の住宅建築プロジェクトに参加しました。また、ノースカロライナ州で実施したカーター・ワークプロジェクトでは日産従業員を含む数千人のボランティアが集まり、27軒の住居を建築しました。日産カナダ財団も2008年よりハビタットとのパートナーシップを締結しており、カナダ日産自動車会社(NCI)の従業員がボランティアとして参加し、ハリファックスからバンクーバーまで100軒以上の住居を建築しています。2023年には44名のカナダ日産の従業員が活動に参加しました。日産カナダ財団のハビタットへの寄付は累計100万カナダドルを超え、車両の寄付も行っており、NCIにおける社会貢献活動の重要な成果となっています。

ハビタット・フォー・ヒューマニティとのパートナーシップ

その他にも、さまざまな社会貢献活動に従業員が参加しています。2023年度に社会貢献活動に参加した従業員数はグローバルで延べ約4万6千人にのぼります。

その他の従業員参加型の活動事例:
WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)環境啓発キャンペーンへの協賛と各国での活動(日本、中国、南米、カナダ)
歩く国際協力「Walk in Her Shoes」キャンペーンへの協賛(日本)
わくわくエコスクール、モノづくりキャラバン、わくわくデザインスタジオ(日本)

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