従業員参加型活動
従業員一人ひとりの自発的な地域貢献活動を推奨する取り組み(日本)
日産は多くの従業員が社会に関心を持ち、活動に自発的に参加できるように、従業員の社会貢献活動をサポートしています。1996年より従業員が参加する市民活動(ボランティア活動や寄付行為)を会社が資金面で支援する制度「日産ボランティア活動資金支援制度」を導入するほか、開発部門の拠点のある日産テクニカルセンター(NTC)では、2008年より「NICE WAVE活動」と称して、従業員一人ひとりの自発的な地域貢献活動を推奨しています。
ハビタット・フォー・ヒューマニティとのパートナーシップ(北米)
北米日産会社(NNA)は、2005年よりNGOハビタット・フォー・ヒューマニティ(ハビタット)との協働を継続しています。同団体は、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を理念に掲げ、家を建てたり改修したりすることで、地域コミュニティの活性化を図り、人々の希望を築く国際支援団体です。世界約70ヵ国以上で住居建築や自立支援に取り組んでいます。
日産はパートナーシップを締結してからこれまでに2,200万USD以上を寄付し、従業員のボランティア時間は11万時間を超えました。車両の寄付やハビタットリストア(リサイクルショップ)でのサポートも行っています。2024年には、北米日産の従業員500名以上が4,000時間を費やし、12件の住宅建築プロジェクトに参加しました。さらに、日産フロンティアなどを含む3台の車両を関連団体に寄贈し、住宅建設活動を支援しました。日産カナダ財団も2008年よりハビタットとのパートナーシップを締結しており、カナダ日産自動車会社(NCI)の従業員がボランティアとして参加し、ハリファックスからバンクーバーまで100軒以上の住居を建築しています。2024年には82名のカナダ日産の従業員が活動に参加しました。

その他にも、さまざまな社会貢献活動に従業員が参加しています。2024年度に社会貢献活動に参加した従業員数はグローバルで延べ約6万6千人にのぼります。
その他の従業員参加型の活動事例:
歩く国際協力「Walk in Her Shoes」キャンペーンへの協賛(日本)
わくわくエコスクール、モノづくりキャラバン、わくわくデザインスタジオ(日本)