インテリジェント アラウンドビューモニター
ドライバーが目視できない視点からの映像を表示し、駐車・走行時の安全性と利便性を向上します。
クルマを真上から見下ろしているような、ドライバーが目視できない視点からの映像を表示します。
これにより、駐車時や見通しの悪い交差点、狭い道を走行する際に自車の位置や周囲の状況を一目で確認でき、スムーズで安全な駐車・走行をサポートします。
さらに、クルマの周辺で動く物体を検知してドライバーにお知らせすることで安全確認をサポートします。


技術の働き
トップビュー
クルマを真上から見下ろしているような映像を表示します。画面を切り替えることでフロント、リア、サイドの映像を表示します。

移動物検知
停止時および発進時にカメラが車両周囲の移動物を検知すると、画面への表示と音でドライバーにお知らせします。

フロントワイドビュー*
見通しが悪い交差点などで、左右約180°の映像を表示することで、死角になりやすい左右の安全確認をサポートします。
また、地点登録を行うことで、そのポイントに近づいて停車するとフロントワイドビュー機能が自動で作動します。
これにより、普段利用する自宅近くの交差点などで、ボタン操作をすることなく前方や左右の安全確認ができます。


3Dビュー*
周囲の状況を立体的に見ることができ、様々な視点から映像を確認できます。
悪路での走行や車両発進時の巻き込み防止など、多くのシーンでの安全確認をサポートします。

インビジブルフードビュー*
目視できないフードで隠れた路面の映像を表示します。この機能により、ドライバーは前輪の位置や障害物を確認しやすくなります。
特に狭い道での曲がり角や狭い場所での駐車において、正確かつ安全にクルマを操作できるようサポートします。

- この機能は一部の車種に搭載されています。
技術の仕組み
トップビュー
このシステムは車両の前後左右に設置された4つの広角カメラと画像処理ユニットで構成されています。
カメラから得られた映像信号を映像処理ユニットに集め、リアルタイムに視点変換を行い、クルマを真上から見下ろしているような映像を表示します。
移動物検知
4つのカメラの映像を画像処理することで、車両の周囲の移動物をリアルタイムで特定し、音と表示でお知らせします。
自車両が移動している時にも対象を正しく検出するために、車速や舵角に基づいて背景の動きを推定して移動物を特定、追跡処理を行っています。


3Dビュー
4つのカメラの映像を自然な距離感を与える曲線座標マップに基づいて処理することで、3D映像に変換して表示します。

インビジブルフードビュー
通過した路面の映像と、リアルタイムのカメラ映像を車速と舵角の情報をもとに合成することで、フード部分を透過したような前方の視界を表示します。
