サステナビリティレポート 2022

サステナビリティレポート 2022

2021年度の日産のESG(E: Environmental 環境、S: Social 社会性、G: Governance ガバナンス)に関する取り組みとその成果についてまとめた報告書です。

項目別コンテンツ

環境へのコミットメントと取り組み

自動車産業は、複雑かつ多岐にわたり地球環境に依存している一方で、地球環境そのものに大きな影響を与えています。日産は気候変動やエネルギー問題への対応、大気の質をはじめとする自然資本の保全、鉱物資源の効率的な活用、化学物質適正管理、資源枯渇への対応、健康影響への対応といった持続可能性に関する取り組みを行うとともに、化石燃料依存からの脱却に向けたビジネス構造の変革を推進しています。気候変動、資源依存、水資源などの環境影響を軽減する持続可能なモビリティをすべての人にもたらし、社会により大きな価値を提供するために、日産は取り組みを加速させていきます。

持続可能な未来へ向けた社会的取り組み

当社は、社会からの要請や社会的責任を常に意識しながら事業活動を推進し、持続可能な社会の発展に貢献しています。「Nissan Sustainability 2022」においては、事業リスクと機会を考慮し、重点領域として、交通安全、ダイバーシティ&インクルージョン、品質、サプライチェーン、従業員、地域社会への貢献を定め、関連する取り組みを推進しています。人権尊重は、これらすべての領域において基本となっています。また、会社と従業員がともに成長し続ける企業文化を醸成し、人財育成に取り組むとともに、適切な労働慣行を実現し、従業員の健康と安全を第一に活力のある職場づくりを目指しています。

さらなる透明性を目指すガバナンスの取り組み

日産は、コーポレート・ガバナンスの向上を経営に関する最重要課題のひとつとして取り組んでいます。このセクションでは、高い倫理観と透明性、また強固な基盤を備えづくりのための方針、考え方、取り組みについてご紹介します。さらに当社は、コンプライアンス意識の醸成・徹底を図るとともに、リスクマネジメント活動強化に取り組んでいます。

ESGデータ

これら資料は、当社のESGへの取り組みや会社基本情報を数字に落とし込んだもので、CO2排出量やエネルギー消費量などの詳細な報告内容も含まれています。

その他

当社の編集方針では、サステナビリティレポート作成に至った理由やその作成方法について説明しています。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)、サステナビリティ会計基準審議会(SASB)、グローバル・リポーティング・イニシアティブ(GRI)基準、投資家向けクイックガイドに関する索引は、こちらからご覧ください。