第96回都市対抗野球大会西関東予選(2025年7月17日)
第2代表決定戦
日産自動車 2 - 7 東芝
            2025年7月17日(木)18:00~20:47
            球場:横浜スタジアム
            試合時間:2時間47分
        
 
    | チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合計 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東芝 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 7 | 
| 日産自動車 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 
            【本塁打】―
            【バッテリー】【投手】砂川 羅杏、友野 聡太 、安藤 利玖、領家 佑馬
            【捕手】比嘉 久人
        
試合レポート
第2代表決定トーナメント決勝、右胸のブルーバードにリベンジを誓う
 
    第96回都市対抗大会西関東予選の第2代表決定トーナメント決勝で日産野球部は再度、強豪の東芝と対戦しました。結果は残念ながら2対7で敗れ、新チーム結成時から掲げていた「都市対抗大会出場」の目標には、あと一歩届きませんでした。
試合は初回から動きました。1番・宮川選手がレフト線への二塁打で出塁すると、続く2番・朝岡選手がセンター前にヒット。わずか6球で先制点を奪う鮮やかな攻撃に、三塁側スタンドの日産応援団は大きく沸きました。
先発は右腕エースの砂川投手。試合前のブルペンで直球の調子が良かったことから、そのストレートを軸に投球を組み立てました。力強いピッチングを見せましたが、ピンチの場面では球数が増えてしまい、思うように粘り切れず、三回に2点を失い逆転を許してしまいます。
次の四回、1点をリードされた日産は、1アウト二塁のチャンスで、宮原選手がライトへタイムリーを放ち、すぐに同点に追いつきました!
試合の流れが変わったのは六回の守備でした。無死から連打を浴びたところで砂川投手は降板、試合後には「六回まで投げ切りたかった」と振り返ります。このピンチで救援した友野投手は空振り三振で一死を奪ったものの、連打を許して2点を勝ち越されたあと、1アウト一・三塁の場面で、一塁走者が飛び出し、挟殺プレーの間に三塁走者の生還を許してしまいました。
あきらめない日産は八回には連打でチャンスをつくるなど、最後まで粘り強く戦いましたが、相手の継投策に阻まれ得点にはつながりませんでした。
 
     
    新チームが結成されてから約半年。都市対抗大会出場まであと一勝というところまで来たことは、大きな成果です。石毛主将は「最初はバラバラだった。違う環境でやってきた22人の選手の気持ちを合わせることはなかなか難しかったが、伊藤監督や四ノ宮ヘッドコーチ、宮田コーチを中心とした首脳陣の方々が中心に引っ張ってくれて、日産野球を徐々につくりあげることができた」と感謝を口にしました。石飛選手は「西関東のレベルの高さを痛感したが、前半は互角の戦いができた」と手応えを感じていました。砂川投手も「大きな経験ができた。この企業を倒さないといけない。ここ一番で実力を発揮できるための課題をこの予選で得られた。来年はそれをいかんなく発揮したい」と右胸のブルーバードにリベンジへの思いを込めました。
 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		