第96回都市対抗野球大会西関東予選(2025年7月8日)
第1代表準決勝戦
日産自動車 6 - 9 東芝
            2025年7月8日(火)18:00~21:09
            球場:横浜スタジアム
            試合時間:3時間9分
        
 
    | チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合計 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東芝 | 0 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 9 | 
| 日産自動車 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 
            【本塁打】比嘉 久人、石飛 智洋
            【バッテリー】【投手】島 龍成、安藤 利玖、領家 佑馬、友野 聡太
            【捕手】比嘉 久人
        
試合レポート
日産野球部が東芝に善戦
 
    日産野球部は、第96回都市対抗野球大会 西関東予選 第1代表決定トーナメント準決勝において、強豪・東芝との白熱した一戦を繰り広げました。試合は惜しくも6対9で敗戦となりましたが、最後まで全力で戦う選手たちの姿に多くの感動がありました。
この日は終始、打線が活発でした。まずは2点を先制された直後の二回、2アウトから宮原選手がチーム初安打で出塁すると、続く比嘉選手が逆方向となるライトスタンドに同点2ランを放ちました。
最大の見せ場は五回。2対6と4点を追う展開で、2アウトから相手の失策と連続内野安打で満塁のチャンスをつくります。打席には前の試合でも活躍した4番石飛選手。真ん中付近に甘く入ったカットボールを強振すると、打球は無人のライトスタンドへ。その着弾音が、16年ぶりに活動を再開したチームの復活を告げるかのように、球場中に響き渡りました。4番の一振りで試合を振り出しに戻しました。
先発は島投手。一回、1アウト二三塁のピンチを無失点で切り抜けたもの、二回には2点を先制されてしまいます。三回途中から救援登板した安藤選手は1失点に抑える粘りの投球を見せました。
 
     
    また八回途中から登板した左腕友野投手は打者6人に対して圧巻の無安打投球と2奪三振をマーク。得意のスライダーに加え、内角への直球もうまく制球していました。マウンド上ではほえる場面も。友野投手は「あまり緊張することなく、自分らしいプレーができたと思う。きょうは負けている場面だったが、次は同点や勝っている場面で投げたい」と自信を口にしました。
伊藤監督は「やっぱり打たれていけないところで打たれてしまった。高めの球は危険性があるとずっと言い続けてきたが、やはり東芝さんは失投を逃してくれませんでした」と振り返りました。また、「残念な結果にはなったが、まだこれで終わりじゃない。反省するところは反省して、また切り替えて次の試合に臨みたい」と語りました。
 
		 
		 
		 
		 
		 
		