日産 スケーラブル オープン ソフトウェア プラットフォーム

最終更新:2026年6月

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タイムリーな機能アップデートや新機能の追加を実現する、AIディファインドビークルを支える日産独自のSDVプラットフォーム

クルマがソフトウェアによって価値を進化させ続けるための日産独自のSDV※1プラットフォームが、日産 スケーラブル オープン ソフトウェア プラットフォーム(Nissan Scalable Open Software Platform)です。本プラットフォームは、車両OS※2を含む車載システムおよび、クラウド上でのデータ基盤を含む開発環境から構成され、タイムリーな機能アップデートや新機能の追加を実現します。また、データ基盤によって効率的にデータを収集し、AIの進化を加速します。さらにソフトウェア開発にAIを活用することで、さらなる開発スピードの革新を目指します。

  1. Software Defined Vehicle(ソフトウェア ディファインド ビークル):ソフトウェア定義型車両。ソフトウェアによって様々なクルマの機能を制御、更新、拡張することができる仕組みを備えた車両
  2. Operating System(オペレーティングシステム):クルマの機能やアプリケーションの管理・制御をするための基本ソフトウェア

プラットフォームの構成

日産 スケーラブル オープン ソフトウェア プラットフォームは3つの要素で構成されています。

  • 日産 スケーラブル オープン OS
    ソフトウェアが車両全体を統合的かつ高度に制御する車載システム
  • 日産 スケーラブル オープン データ
    クラウド上に車両のデータを集約し、AIの進化に活用するデータ基盤
  • 日産 スケーラブル オープン SDK※3
    迅速かつ効率的なソフトウェア開発を可能とするクラウド開発環境
  1. Software Development Kit(ソフトウェア デベロップメント キット):ソフトウェアを開発する環境
プラットフォームの構成

技術の仕組み

1. 日産 スケーラブル オープン OS(車載システム)

車種によらず共通化された車両OSにより、ハードウェアの違いを意識せずにアプリケーションを開発・動作させることが可能になります。車両機能へのアクセスを標準化したVehicle API※4を用意し、素早い進化に対応するLinux、起動速度が速いRTOS、業界標準プラットフォームのAUTOSARを適材適所で使い分けることで、機能更新のスピードと信頼性の両立を実現します。
また、車両制御機能をセントラルECU※5に集約することで、各機能を連携させた統合的な制御が可能になります。

日産 スケーラブル オープン OS(車載システム)
  1. Application Programming Interface(アプリケーション プログラミング インターフェース):ソフトウェアやアプリケーションが相互に連携できるようにするためにルールまたはプロトコル
  2. Electronic Control Unit(エレクトリックコントロールユニット):車両の各システムを制御する装置

2. 日産 スケーラブル オープン データ(データ基盤)

車両のセンサーで取得したデータをクラウド上に蓄積し、AIの学習に活用します。学習結果は認知精度の向上や、ユーザーの嗜好に応じた提案、ソフトウェア機能の向上などに反映されます。

日産 スケーラブル オープン データ(データ基盤)

3. 日産 スケーラブル オープン SDK(開発環境)

デザインツール、ビルドツール、テストツールといった開発ツールと、実車同等の車両環境を再現するバーチャルECUで構成され、どこからでも同一環境でソフトウェアの開発が可能となります。デザインツールで設計されたソフトウェアは、ビルドツールにより実行可能な形に変換され、テストツールにより品質を確認します。これらの工程は自動化され、開発効率を大幅に向上します。さらに、バーチャルECU上で車両挙動を事前に検証することで、品質を確保しながら効率的な開発が可能になります。

日産 スケーラブル オープン SDK(開発環境)

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