電動パワートレイン制御技術
100%モーター駆動が実現する、レスポンスの良い走りと滑らかな加減速
日産のEVとe-POWERは電気信号のスピードで加速を制御することで、レスポンスの良い走りの追及にこだわってきました。
エンジンは空気の流れと機械の動きにより、アクセルを踏んだ時のレスポンスが制限されます。一方モーターは電気信号のスピードで加速を制御するため、応答性が極めて高く、かつ滑らかで上質な走りを提供します。
モーターはアクセルを踏んでから、トルクを増やす信号をインバーターに送り、モーターの電流を増加させて車両を加速
エンジンはアクセルを踏んでから、スロットルを開き吸気量を増加させ、燃料を噴射し、ピストンスピードを上げて車両を加速
技術の働き
日産独自のモーター制御技術が、アクセル操作通りに反応するレスポンスと滑らかさを実現し、意のままの走りと上質な乗り味を両立させています。さらに、この制御技術は進化を続け、ギヤで発生する振動やわずかな音まで抑制します。また「日産アリア」は、巻線界磁式モーターを採用し運転状態に応じて磁力をコントロールし、モーター音を抑制しています。
技術の仕組み
高い応答性と滑らかな加減速、この相反する性能を両立するのが日産ならではの高度なモーター制振制御技術です。
モーターが急激に大きなトルクを発生するとシャフトがねじれて振動が生じますが、このねじれを予測しながらモーターを制御することで、振動を抑えつつ力強い加速を瞬時に引き出します。
日産の緻密なモーター制御
また、ギヤの噛み合い部にはわずかな隙間が存在するため、加速・減速の切り替え時にはギヤの歯の当たり方が変化し、音や振動が発生します。歯当たりの変化を予測しながらモーターを制御することで、こうした音や振動を低減しています。
制御なし
加速・減速の切り替え時、歯の当たり方が急に変わるため振動や音が発生
制御あり
歯の当たり方を予測してモーターを制御し、振動や音を抑制


