高性能アクティブ・ノイズ・コントロール

最終更新:2026年7月

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日産独自のノイズ・コントロール技術が、エンジンや路面からの音を低減し、静粛性を実現

走行中の車内には、エンジン音やロードノイズなど、さまざまな音が入ってきます。
日産は車室内の静粛性向上のため、遮音材やボディ構造の改善など多様な技術革新に加え、音で音を打ち消す「アクティブ・ノイズ・コントロール」を1991年に世界で初めてブルーバードで採用し、進化させてきました。

一部車種に新たに高性能アクティブ・ノイズ・コントロールを搭載し、従来以上の優れた静粛性を実現しています。

技術の働き

アクティブ・ノイズ・コントロールは、エンジン音やタイヤの音など車室内に入るノイズに対し、それらを打ち消す音(消音波)を発生させてノイズを低減する技術です。

ヘッドフォンのノイズキャンセリングはマイク、スピーカー、耳が近くにあるため制御が比較的容易ですが、自動車の場合はスピーカーやマイクの位置が耳から離れていることに加え、座る場所によってノイズの大きさや聞こえ方も異なります。また、ノイズは抑えながらも車室内の会話や音楽、緊急車両のサイレンなどは聞こえる必要があるため、きわめて高度な制御技術が求められます。

高性能アクティブ・ノイズ・コントロールは、必要な音はそのままに、エンジン音やロードノイズを低減し、車室内の静粛性を向上させます。更にアクティブ・ノイズ・コントロールエリアの効果を、特定の座席エリアに集中させるゾーンコントロール機能も搭載しています。

技術の仕組み

エンジン騒音とロードノイズを同時に低減

従来のアクティブ・ノイズ・コントロールは、エンジン回転数をもとに低減する周波数を決定していたため、エンジンのもっとも目立つ音が低減対象でした。
高性能アクティブ・ノイズ・コントロールは、エンジンやタイヤの近くに複数の加速度センサーを設置し、車体振動を計測します。これにより、エンジンに起因する音をより広範囲にカバーできるだけでなく、走行中のロードノイズも低減対象とすることが可能になりました。
エンジン音とロードノイズを同時に低減する技術は、日産が世界で初めて実現したものです。

複数の加速度センサーが捉えた振動データと、車室内の複数のマイクが拾った音響データをコントローラーが瞬時に解析し、消音波をスピーカーから出力することで車室内のノイズを低減します。
高性能なマイクとコントローラーが、常に振動と音響をモニタリングすることで、走行状態が刻々と変化する中でも車室内の静粛性を保ちます。

システムイメージ図
発電時騒音アクティブ・ノイズ・コントロールの効果
ロードノイズアクティブ・ノイズ・コントロールの効果

ゾーンコントロール機能

高性能アクティブ・ノイズ・コントロール」は、車室内全体のノイズをバランスよく低減し、どの座席でも快適にすごせるように動作していますが、シーンに合わせて特定のエリアのノイズ低減効果をより高めるゾーンコントロール機能を搭載しています。

乗員の着座状況を自動検知し、最適なエリアにノイズ低減効果をフォーカスするオートモード、後部座席のゲストを優先するなど対象エリアを手動で設定する使い方が可能です。

ゾーンコントロール機能

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