AIの進化はめざましく、車載コンピュータやHMI(Human Machine Interface)の進化に伴って、人・クルマ・社会がつながり、その関係性は大きく変わろうとしています。
日産総合研究所ではこれまでのように人がクルマに合わせるのではなく、人に寄り添う賢いクルマを創出することを目指しています。
人間工学や感性工学などを取り入れ走行中の空間を快適なものする研究も進めています。
ただ、感じ方は人それぞれ。クルマの使い方に求めるものは人によって異なります。AIやコネクテッドを活用し、新しいクルマの機能やデザインの創出、そしてクルマ内外の状況をリアルタイムで把握し、最適なサービスを提供するなど、幅広い領域をサポートしていきます。
クルマを通じて得られる体験はこれまでにないものになり、クルマがもっと身近で愛着の持てるパートナーになると考えています。
クルマは100年に一度の変革期を迎えており、単なる移動手段ではなくなっていくでしょう。友人とくつろげるリビングにも、パーソナルなワーキングスペースにもなるかもしれません。そうした新しい価値を持ったクルマを創出するために、日産総合研究所では自動車業界の常識にとらわれない人財を求めています。「自分の夢やアイデアを形にしたい」という思いを抱く研究者と一緒に、未来のクルマをつくっていきたいと思います。
2024年7月