夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに促す「おもいやりライト運動」
「見るためだけではなく、見られるための光を。」
クルマのライトは、ドライバーの視界を照らすだけではなく、歩行者にクルマの存在を知らせてくれる大切な光でもあります。
交通事故がいちばん多い時間帯は、夕方の4時〜6時。
私たち日産は、みんなの安全のために、ちょっと早めにつけるライトのことを「おもいやりライト」と名づけました。そしてこの「おもいやりライト」を日本の道路の新しいマナーにするために、活動を行っています。
「早めにつけよう おもいやりライト」
あなたの大切な人に教えてあげてください。
本活動は2010年度から取り組んでいます。
2011年12月にこの活動を広く知っていただくために、「おもいやりライト運動事務局」を設置しました。
市民参加型の会議やイベント開催のほかに、SNS及び専用ウエブサイトを活用した、賛同への呼びかけや啓発活動を積極的に実施しています。
賛同パートナーの自発的な「おもいやりライト運動」が増加するなど、全国の他産業、NPO団体、個人の方々に広く浸透しつつあります。
- コンセプトムービーはこちら
- おもいやりライト運動公式ウェブサイト:http://www.omoiyari-light.com/
- ヘッドライト早期点灯研究所:http://www.omoiyari-light.com/lab/
- Facebook:http://www.facebook.com/omoiyarilight
- Twitter:@Omoiyari_Light
日産の技術
2021年
点灯呼びかけアクション
11月10日「いい点灯の日」の前後に、全国 北海道から鹿児島まで16地域にて主体的に点灯呼びかけアクションを行いたいと声をあげていただいた皆さんを、サポートしました。活動の模様を写真で一部ご紹介します。
北海道:帯広
山形県:山形
新潟県:新潟
新潟県:出雲崎
千葉県:鋸南
神奈川県:横浜
高知県:室戸
長崎県:松浦
長崎県:長崎
鹿児島県:薩摩川内
2020年
主体的に実施された、点灯呼びかけアクション
11月10日「いい点灯の日」の前後に、全国9地域(山形県山形市、新潟県新潟市・出雲崎町、福井県福井市・鯖江市、高知県室戸市、長崎県長崎市・松浦市、鹿児島県入来町)で主体的に点灯呼びかけアクションを行いたいという声をあげていただいた皆さんを、サポートしました。
「TRY-LIGHT ONLINE フォーラム」
おもいやりライト運動らしく安全に楽しく行える活動を考えるオンラインフォーラム「TRY-LIGHT ONLINE フォーラム」を12月18日に開催しました。全国の活動に参加くださっている皆さんやジャーナリストの方と、これからの新しい“交通安全運動”様式についてオンラインで話し合いました。このイベントを通して、横の繋がりが促進され、より一層活動を盛り上げることができました。またこの内容はYouTubeでリアルタイムに配信し、YouTube視聴者からも運動に賛同するコメントを頂くことができました。
- 詳しくはこちら
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2019年
いい点灯の日と「交通安全ラウンドテーブル」
11月10日「いい点灯の日」の前後に、全国14地域(北海道帯広市、山形県山形市、神奈川県相模原市、新潟県新潟市、富山県入善町、福井県敦賀市・鯖江市、香川県東かがわ市、高知県安芸郡、長崎県長崎市・松浦市・平戸市・江迎市、鹿児島県入来町)で合わせて約540人が路上で点灯呼びかけアクションを行いました。各地で特徴のある楽しい運動を繰り広げました。また参加いただいた方々に後日お集まりいただき、「交通安全ラウンドテーブル」を開催しました。各地域の取組み内容や課題を話し合うと共に、交流を深めていただきました。
2018年
「親子で楽しむ交通安全」
反射材を使ったキーホルダーを制作したり、暗い所でペンライトで照らしながらキーホルダーを探したり、クルマのヘッドライトで照らして反射材の特性を理解してもらうワークショップ「きらちゅうを探せ」を開催しました。
いい点灯の日にむけた「全国会議」を開催
「夕方おもいやりの街プロジェクト」でつながった長崎大学・新潟大学・東北芸術工科大学の学生がステージに立ち、「おもいやりライト運動」の路上での点灯呼びかけアクションについて個性豊かで楽しいプレゼンテーションを行いました。
いい点灯の日
11月10日「いい点灯の日」には、全国7ヵ所(山形県山形市、新潟県新潟市、富山県入善町、福井県鯖江市、高知県室戸市、長崎県長崎市、神奈川県横浜市)で合わせて約250人が路上での点灯呼びかけアクションを行いました。ご当地のゆるキャラやパトカーが登場したり、映画祭でPRしたり、6日連続で点灯アクションを行うなど、各地で特徴のある楽しい運動を繰り広げました。
点灯の日
毎月10日を点灯の日とし、早期点灯を思い出す日と定義しました。この日に各地で路上での点灯呼びかけアクションや、ウェブサイトやSNSでコミュニケーション促進を行うなどの活動を行っています。
2017年
日産グローバル本社ギャラリーにて活動
おもいやりライト運動を多くの方に知っていただくため、横浜にある日産グローバル本社ギャラリーにて活動を開始しました。イベントを開催したり、日産ミスフェアレディによるおもいやりライトタイムプレゼンテーション、日産グローバル本社ギャラリーとの提携駐車場利用者へのグッズプレゼントなどを行っています。
「夕方おもいやりの街プロジェクト」
全国でおもいやりライト運動が広がり、各地で自発的なアクションが起こることを目指して、運動を主体的に継続的に取り組んでいただける団体・自治体・企業などに対し、おもいやりライト運動事務局が活動をサポートします。
2016年
「足立拓巳のおもいやり発見の旅」
おもいやりライト運動の活動趣旨を全国に伝えるために、横浜から山梨、静岡と時計回りに全国47都道府県、総走行距離10,900km(地球1周4万kmの4分の1に相当)を日産リーフ1台で走行しました。地域おこしやボランティアで活動している人などと直接交流して、おもいやりのある活動をたたえあいました。地元メディアにも出演し、1,124人と出会い、多くの人たちの賛同を得ることができました。
「ラウンジスイッチ」
おもいやりライト運動に賛同し、伝道師として運動を広げてくれる人材の育成を目指して、自ら発案し、行動・発信する力を養成するスクールを開講しました。2016年6月から2017年2月まで7回開催し、毎回多彩な講師陣を招き、「おもいやりライト運動」の積極的な賛同の輪を広げることができました。
2015年
「夕方安全創造サロン」
交通安全に関する啓発活動をしている方々とのつながりを目的に、9月19日に開催し、約60名の方に参加頂きました。交通安全運動の新しいあり方を考える「交通安全のリデザイン」(新たな交通安全の手法)をテーマに、コピーライターとモータージャーナリストによるトークショーや参加者全員でアイデアを出すワークショップを実施しました。
「早期点灯車両出発式」
11月10日いい点灯の日を盛り上げるため、東京モーターショー最終日の11月8日に、会場横で開催しました。おもいやりライト運動に賛同くださっている賛同パートナーがクルマで集まり、おもいやりライト運動のメインカラーの黄色をはじめとする、カラフルな車が並びました。
前半は、「モーターショーの横で点灯を叫ぶ!」と題するイベントを開催し、参加者は早めのヘッドライト点灯への熱い想いを叫び、後半の「早期点灯車両出発式」では、集まってくれたクルマがヘッドライト早期点灯のリーダーカーとして、列をなして走行していただきました。
各地のイベント会場などを訪問
おもいやりライト運動事務局スタッフやライティングガールがジャーナリストとともに各地で開催されるイベント会場を訪問して、ヘッドライト早期点灯を呼びかけたり、おもいやりライト運動に賛同してくれている団体等を訪問して早期点灯に向けた決意を共有してきました。今年の訪問先は全国で9カ所(※)になります。
※2015年12月末時点
2014年
2014年度「グッドデザイン賞」受賞
公共向けの活動・取り組み、社会貢献活動として、日産自動車が推進する運動でありながら、市民やパートナーなど80以上の団体を巻き込んで交通事故の削減に取り組んでいるということで受賞しました。
ヘッドライト早期点灯に関する調査を実施
「ヘッドライト早期点灯研究所」(WEBサイト)は、ヘッドライトの早期点灯に関する現状を知るため、株式会社日本能率協会総合研究所ご協力のもと、早期点灯実施の自己認識や実際の点灯時刻などの意識調査(WEBアンケート)や、実際に点灯しているクルマの数を調査した内容を公表しました。
また、実際の見られやすさの検証も行い、公表しました。
「夕方安全創造会議」
秋の全国交通安全運動週間に先立ち、9月19日に日産自動車グローバル本社にて、「夕方安全創造会議2014」を開催し、約200名の方に参加頂きました。
前半は、交通事故実態のプレゼンテーションと「ソーシャルデザインで「交通安全」を変える!」と題したゲストスピーカーとのクロストーク、後半は医療側からの実験案や反射材着用のプレゼンテーション、そしてヘッドライト早期点灯するようになる面白い仕組みについて考えるワークショップを行い、様々なアイデアを出していただきました。
「11.10(いい点灯の日)」
ヘッドライト早期点灯を全国の賛同パートナーとともに呼びかけました。
「ライティングガールプロジェクト」開始
クルマファンに運動を知ってもらうために、「ライティングガール」が全国各地で開催されるクルマファンが集まるイベントやミーティングに参加し、ヘッドライト点灯時間調査をしながら正しい時間を伝えています。
2013年
「夕方安全創造会議」 「11.10(いい点灯)大作戦」
11.10(いい点灯)の日に先立ち、プレイベントとして11月6日に日産自動車グローバル本社にて、「夕方安全創造会議」を開催し、約170名の方に参加頂きました。
前半は、交通事故特性や人間の視覚心理などを伝え、安全に関するクルマ・人・社会という視点でのプレゼンテーションや、全国各地での活動紹介を賛同パートナーから行ってもらいました。
後半は、ヘッドライト点灯タイミングを伝えるアイデアなど3つのテーマについて、ワールドカフェ形式ワークショップを行い、様々なアイデアを出していただきました。
「11.10(いい点灯)大作戦」
11月10日には、ドライバーの方は16時に一斉点灯!歩行者の方は明るい服装や反射材を身に着けて目立つ格好で参加!を展開し、当日は全国各地で呼びかけ活動が実施されました。
公式WEBサイト内に「ヘッドライト早期点灯研究所」設置
ヘッドライト早期点灯の「効果」や「事例」などを発信していきます。
全国から届いた「おもいやりライト一言メッセージ集」
全国のおもいやりライト運動に賛同された方々からたくさんのメッセージをいただきました。皆さんの思いをまとめた映像です。
2012年
「11.10 いい点灯の日 早期点灯大作戦!!」
ヘッドライト早期点灯アクションを横浜から発信
おもいやりライト運動を多くの方に知っていただくために、みなとみらいクイーンズスクエアにて開催しました。
≪作戦展開01≫ メッセージ書き込み作戦
全国の皆さまからあたたかく、楽しいメッセージを募集しました。
≪作戦展開02≫ おもいやりライトシャルソン作戦
横浜でゴールだけ決まっているコースなしのソーシャルマラソンを実施。黄色い<セーフT>シャツを身にまとい、横浜の街を駆け巡り、いろいろな人と出会いながら、おもいやりライト運動をどんどん伝えてくれました。
≪作戦展開03≫ おもいやりライトタイム作戦
日没30分前の16時に横浜の3カ所に集合し、車列に向かって早期点灯呼びかけを実施しました。
「Omoiyari Light story Yokohama」
「おもいやりライトつけます宣言」
全国への広がりが一目でわかるように、日本地図を地域に分け、この活動に賛同してくださる方に、お住まいの地域をクリックしていただいています。
2011年
「横浜おもいやりライト大作戦」
10月21日 あかりの日 16:30にヘッドライト一斉点灯を市民と共に呼びかけ
地元・横浜を中心に、横浜市民をはじめとする有志の方々と共に如何にこの運動を地域に根ざしたものにしていくかを一緒に考える、市民会議を実施しました。
市民会議の集大成として、10月21日「あかりの日」*には、16:30より、市民会議の皆が中心となり横浜みなとみらい大通りにてドライバーへヘッドライトの早期点灯を呼びかけました。ドライバーと歩行者の心をつなげる光のコミュニケーションで、横浜の街の夕暮れが、いつもより素敵になりました。
*エジソンがはじめて白熱電球を発明した日
2010年
ランニング
いつもの運動を、交通安全運動に
日本の道路の新しいマナーにするために、共に道を走るランナーからドライバーにメッセージを発信する運動を始めました。
参加方法は、ヘッドライトの早期点灯をお願いするメッセージTシャツを着てジョギングするだけ。
2010年9月20日に開催した皇居ランニングイベントには、多くのランナーのみなさまにご参加いただき、夕暮れ時の交通安全を広くアピールすることができました。