日産は日本において、1972年から、「ハローセーフティキャンペーン」という交通安全活動を実施しています。2003年からは、子ども向けの安全啓発に加え、高齢者にも対象を広げ、政府が実施する春・秋の全国交通安全運動と連動して、地域に根ざした草の根活動を実施しています。
今までの主な活動内容は、幼児向け啓発DVDや紙芝居の提供、高齢運転者向け啓発冊子の提供、反射材ストラップの提供や、飲酒運転撲滅キーフォルダー提供などです。
2010年からは、ヘッドライト早期点灯をドライバーに促す「おもいやりライト運動」を進めています。
また運動機能工学を専門とし地域を巻込み交通安全を推進している新潟大学の研究室と連携して交通安全プロジェクトを立ち上げました。その成果として、2020年には高齢ドライバーの安全走行を促進・啓発する「ハンドルぐるぐる体操」を開発しました。
そしてこのプロジェクトを拡大、発展させて、2021年には新潟大学、北里大学、相模女子大と共同で、ネットワーク上に 『交通安全未来創造ラボ』を創設しました。高齢ドライバー、幼児・児童、公共交通機関が不足し過疎化に悩む人々、訪日外国人など、生活や移動に不安や不自由を抱えている一人ひとりに寄り添い、交通死亡事故ゼロ、誰一人取り残さないダイバーシティ交通社会を実現することを目的としています。
また1987年から、社員の募金活動による交通安全教材の寄贈も行っています。