ドライバーに見えやすい歩行者服装色
相模女子大学は、「交通安全×オシャレ」をテーマに、歩行者・自転車・ドライバーそれぞれの安全意識を高める研究に取り組んできました。その研究成果を使い、VR(仮想空間)、WEB、イベント・講演などで啓発活動を行っています。
社会実装の活動例
メタバース上に横断歩道上の服装色の見えやすさの研究成果を再現(2025年3月)
相模女子大学が文化学園大学と協力し、歩行者が夜間に「横断歩道」と「横断歩道のない場所」を渡る場合、服装の色がドライバーからの「気づきやすさ」にどのような影響を与えるかを検証しました。
実験の結果、元々見えやすい白色はどの条件でも見えやすさに変わりはありませんでしたが、その他の色では「横断歩道」を渡る歩行者の方がドライバーに気づきやすくなることが明らかになりました。
この研究成果を、交通安全未来創造ラボが監修するメタバース上の撮影スタジオ「NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio」に再現しました。このスタジオでは、没入感のある体験を通して、歩行者が横断歩道を渡ることの重要性や、ドライバーが注意すべきポイントを学ぶことができます。
このスタジオの一般公開にあたり、「VR交通安全ファッションショー」を実施しました。楽しみながら交通安全を「自分ゴト化」できる交通安全啓発イベントとなりました。

