ニッサン・グリーンプログラム 2010を強力に推進し、設定した目標を確実に達成するには、グローバルに全社をマネジメントする必要があります。そこで日産では、商品・技術・物流・マーケティング・セールスなど社内の各部門を有機的に連動させる「グローバル環境マネジメントシステム」を構築。社内全体が同じフィロソフィーのもと、環境問題に取り組む体制を作り上げました。


日産では、さまざまな環境への取り組みの中でも、とくにCO2排出量の削減が急務であると考えています。そこで、全社をあげてCO2排出量の削減に取り組んでいくために、これまでの経営指針“QCT(Quality・Cost・Time)”にCO2を加え、新たな経営指針を“QCT・C”としました。今後は、クオリティ・コスト・タイムと同様の重要度でCO2排出量の削減に取り組み、4つのバランスをとりながら企業活動を進めていきます。
そして、企業目標の最重要課題のひとつとして、開発、生産、オフィス、販売店、取引先…日産が関わる企業活動のすべてに対してで、CO2排出量の削減目標を設定し、活動を推進していきます。