2009年2月18日、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(以下WAVOC)の募集による大学生・大学院生27名が追浜工場を訪問、環境施設の見学や電気自動車に関するディスカッションを行い、環境について考える一日を過ごしました。
日産自動車と早稲田大学は、2006年2月に組織的連携の覚書を取り交わしており、その柱の一つである社会貢献分野での協働活動として、2007年度に続いて企画・実行されました。これまでにもWAVOCとは「世界難民の日フットサル大会(2006年)」「環境ボランティア学校 in 追浜工場・総合研究所(2007年)」などの活動をこれまでも共催しています。
午前中は、追浜工場の概要や環境の取り組みを座学にて勉強、その後、追浜工場工務課の案内により、「総合水処理センター」と「資源リサイクルセンター」を見学、活発な質疑応答が行われました。埠頭や「ふるさとの森」を見た後、昼食時間には1999年発表の「ハイパーミニ」に触れてもらい、午後のディスカッションに備えます。
午後は、グローバル環境企画オフィスから3名を迎えて、「2010年電気自動車のある生活」というテーマでグループディスカッションを行いました。全4チームが白熱した議論を90分かけて行い、最後にグループ発表を行いました。「近距離移動用途のためにバッテリーを2分割して気軽に短い時間で充電・交換できるようにしてはどうか」「走行中の風力を使って発電・充電しながら走らせられないか」などの想像力あふれる意見が出て、参加した日産社員も刺激を受けた一日となりました。
今後もWAVOCと日産は、対話を通じてお互いの強みを生かして行える社会貢献活動を継続的に検討していきます。