Nissan Passionate Challengers

EPISODE 02

日産創業の地・横浜工場で、
歴史と最新技術の取り組みを紹介

(集合写真 左から) 高川 幸男さん 尾町 桃瀬さん 西本 茉椰さん 寺戸 ゆりかさん 葛西 香織さん

魅力は推しポイントの多さ

1933年、日本で初めてクルマの大量生産を行う自動車製造会社として誕生した日産。横浜工場は、その創業の地である。以来、クルマの心臓部であるエンジン、そしてモーターといったパワートレイン製造の「マザー工場」として、技術の日産を支える。
そんな横浜工場の魅力を、お客さまにご案内するのがプラントアテンダント(以下、PA)のみなさんだ。
「日産の『むかし・いま・これから』をテーマに、クルマの心臓部が完成するまでを紹介しています」(リーダー:葛西香織)
「横浜工場のポイントは歴史を大切にしながら、最先端のものづくりを体感できることですね」(サブリーダー:寺戸ゆりか)
「クルマの心臓部を作っているということで、車体組立工場とは違う魅力があると思います。それをいかに魅力的に伝えるかを工夫しています」(尾町百瀬)
「お客さまに推せるポイントの多さも魅力です。お子さまには工場のロボット、長年の日産ファンへは歴史をご紹介するなど、世代に合わせたご紹介を心がけています」(西本茉椰)


01. 横浜工場ゲストホールに展示しているe-POWER用パワートレイン

02. 日産LEAFに搭載されるEV専用モーター

03. AR技術を使い、日産ARIYAの魅力をバーチャル体験

04. エントランス付近には100%電気自動車、日産LEAF

05. 日産の長い歴史を感じさせるクラシックな車両も

06. ゲストホール2階では、日産の歴史をわかりやすく紹介

最先端と歴史の融合

「Nissan Ambition 2030」でワクワクする電動車と技術革新を進めていくと発表した日産。クルマに搭載される技術が変われば、工場も変わる。PAがお客さまに案内する内容もアップデートが必要だ。
「たとえばエクストレイルに搭載されるe-POWER用エンジンは横浜工場製。搭載している世界初の技術については、専門の設計部門に説明ポイントを教えてもらいます。また工場で使用される生産技術の最新情報は、その担当部門に確認し、お客さまへの説明の仕方を工夫しています」(高川)
日々、日産の最新情報を取り入れる一方、訪れたお客さまから教えられる話もあるそうだ。
「たとえば『箱スカに乗っていたんだ』とか、『ケンメリはいいクルマでね』とか。ご自身と日産の思い出を熱く語ってくださる方も多いんです。そのような方は日産の技術への愛着も深く、最新技術についてもとても興味を持ってくださいます」(葛西)


日産の魅力を再確認する場所

世界に先駆けて電動化に取り組んできた歴史を誇る日産。そこには創業者・鮎川義介の「他のやらぬことを、やる」という精神が脈々と息づく。そんな伝統を紹介することもPAの大切な役目だ。
「戦後すぐに発表した『たま電気自動車』、2010年の『日産LEAF』、そして2021年の『日産ARIYA』と、日産には培ってきた電動化技術があり、それによってこれから誕生するクルマに期待していただけたらうれしいです」(寺戸)
「また『環境に優しいクルマ』『自動車事故ゼロの車社会の実現』を目指し、さまざまな技術開発に取り組んでいます。自動運転サポート技術『プロパイロット2.0』など、初めて知るお客さまも多く、技術の進化に驚かれていますね」(葛西)
誕生の地だからこそ体感できる「日産自動車の歴史」と「パワートレイン生産現場の最先端技術」。横浜工場とは、お客さまに日産自動車の魅力のすべてを再確認していただける場所なのだ。