車両搭載技術

MR16DDTエンジン

パワフルで燃費にも優れたエンジンです

MR16DDTエンジンは、高性能で、優れた環境性能を誇るエンジンです。ターボチャージャーの採用やさまざまな制御に工夫を凝らすことで、1.6Lでありながら2.5Lエンジン並みの動力性能をと、優れた燃費性能を両立しました。

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技術の働き

MR16DDTは、エンジンの充填効率と燃焼効率を向上させる直噴ガソリン機構や各種燃焼効率向上技術/フリクション低減技術を採用し、小型高効率なターボチャージャーをはじめとする出力向上技術と組み合わせて、すぐれた環境性能と高い性能を両立しています。

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技術の仕組み

直噴エンジン
MR16DDTは、シリンダー内に直接燃料を噴射する直噴エンジンです。シリンダー内に液体のガソリンを噴射することで気化熱が発生し、シリンダー内の温度が下がります。するとノッキング(異常燃焼)が発生しにくくなるため熱効率が向上し、低燃費を実現します。燃やす燃料の量を精密にコントロールして消費燃料を減らすことができるのも、直噴エンジンの長所です。
直噴エンジンのきめの細かい燃料制御によって、エンジン始動直後はスパークプラグ回りに濃い混合気を形成して成層燃焼させることができます。すると排気温度が上昇し、触媒が素早く活性化するので、排出ガスがクリーンになります。
暖機後は均質性の高い混合気を形成することで、燃焼効率を向上させます。

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フリクションの低減
優れた加速と燃費を両立するには、フリクション(摩擦抵抗)の低減が不可欠です。
カムシャフトの表面にナノフィニッシュ加工を施し、鏡面並みに滑らかにしたナノフィニッシュカムシャフトや、
DLCバルブリフターの採用でフリクションの大幅な低減に成功しました。
また、ビーハイブルスプリングは、スプリング上部を絞った形状をしており、リテーナーの小型軽量化を実現し、
フリクションの低減に寄与しています。

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出力の向上
ターボチャージャーは混合気の充填効率を上げ、出力・トルクを向上させます。
さらにエンジン回転数やスロットル開度などの状況に応じて、連続してバルブの開閉タイミングを
コントロールするCVTC(可変バルブタイミングコントロール)を吸気側と排気側に採用したツインCVTCは、
従来のターボチャージャーの弱みだった低中速域のレスポンスを向上させるのです。

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