当社は、ルノーとアライアンスを締結した1999年以来、5つの中期経営計画に取り組んでまいりました。
うち、2000年度から2007年度の間には、次の3つの中期経営計画を遂行しました。
2000~2001年度 | 「日産リバイバルプラン(NRP)」 | 会社を再生させるための経営計画 |
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2002~2004年度 | 「日産180」 | 再生を完了し、利益ある成長へ軸足を移動する経営計画 |
2005~2007年度 | 「日産バリューアップ」 | 更なる発展と価値創造に向けた経営計画 |
また2008年5月には、成長(Growth)と信頼(Trust)を同時に実現することを目的とした、5年にわたる中期経営計画「日産GT 2012」を発表しました。しかし、当社は2009年2月に、「日産GT 2012」を一時中断することとしました。これは金融危機、景気後退、そして円高という三つの課題に同時に直面したためです。危機への対抗策として、当社は強力なマネジメントの下、厳格なコスト管理を行うなどリカバリープランを実行しました。
その結果、当社は、この危機を乗り越え、2011年6月に、5つ目の中期経営計画である「日産パワー88」を発表しました。
そして、2017年4月に、新中期計画「日産M.O.V.E. to 2022」を開始しました。