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CO2排出量の削減

グローバル生産における省エネ活動

生産過程におけるCO2排出の主たる要因は、化石燃料を使用したエネルギー消費です。日産はより少ないエネルギーでクルマの生産を実現するために、さまざまな省エネ活動に取り組んでいます。

生産技術の分野では、より効率の高い生産設備の導入や工法の改善、省エネルギー型照明の採用などを行っており、最近では塗装工程への3ウェット塗装技術の導入を推進しています。生産工場から排出されるCO2の約30%は塗装工程に起因しており、同工程における焼付け工程の短縮、または撤廃がCO2排出量削減につながります。日産が導入した3ウェット塗装技術は、これまで中塗りと上塗り両方の塗装後に設けていた焼付け工程を、中塗りと上塗りを連続して塗装することで一度に集約しており、塗装工程からのCO2排出量を従来比30%以上削減することを可能にします。日産はこの技術を、2013年に日産自動車九州株式会社をはじめ、米国スマーナ工場、メキシコのアグアスカリエンテス第2工場、ブラジルのレゼンデ工場(2014年2月稼働開始)に導入しています。特に九州の工場では、量産ラインを止めることなく、3ウェット対応の工程への改造を実現し、工程自体の短縮化にも成功しています。

運営面では照明や空調設備を細かく管理し、エネルギー使用量やロスの少ない操業を徹底しています。日本で先行した省エネルギー技術を世界の各工場に普及させるとともに、各国の工場が相互に学び合い、ベストプラクティスを共有しています。また、日本のほか、欧州、米国、中国に設置したNESCO*1という省エネルギー診断専門チームが、各管轄地域の工場において省エネルギー診断を実施し、2015年度は、約5万3,754トンのCO2排出量削減につながる対策を提案しました。

こうした活動を促進し、2016年度までに全生産拠点で27%削減(2005年度比、台あたりのCO2排出量)することを目標としています。2015年度のグローバル台当たりCO2 *2排出量は約0.57トンで、2005年度比で約22.3%の削減となりました。

  • *1 NESCO:日産の各拠点においてエネルギー診断や省エネ提案等のESCO活動をすすめる社内特別チーム。“Nissan Energy Saving COllaboration”の略。
  • *2 グローバル台当たりCO2排出量 : グローバルの日産生産拠点から排出されるCO2総量を、日産車の全世界生産台数で割ったもの

再生可能エネルギーの導入

各生産拠点では、それぞれの立地に合わせた再生可能エネルギーの活用を進めています。英国のサンダーランド工場で風力発電機を10基導入、出力は6,500kWに達しており、同工場で使用する電力の約5%を供給しています。スペインのバルセロナ工場では太陽光発電パネルを設置しています。メキシコのアグアスカリエンテス工場では、バイオマスガスや風力由来の電力を積極的に採用し、2013年に再生可能エネルギー使用率は50%に達しています。このほか日本では、横浜市の風力発電事業に協賛しているほか、座間事業所で小水力発電を自ら開発し、排水管2.5mの落差から回収したエネルギー約0.5kWを試験的に工場内で使用しています。

Product Quality
英国日産自動車製造会社は、2005年から工場内に風力発電を導入。

Perceived Quality
横浜市の風力発電プロジェクト「横浜市大型風力発電事業」に協賛。ここで発電された電力を購入。

Sales and Service Quality
日産モトール・イベリカ会社(スペイン)の生産工場は、太陽光発電パネル設置し、2007年5月より稼動。欧州における太陽光利用は、自動車会社では初の試み。

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