日産のクルマづくり

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自動車リサイクル法について

日産自動車の自動車リサイクル法に関する取り組み

2005年1月に施行された自動車リサイクル法における自動車メーカーの役割は、使用済み自動車から発生するフロン類、エアバッグ類、およびシュレッダーダストを引き取り、リサイクルを適正に行うことです。
日産はフロン類、エアバッグ類、およびシュレッダーダストのリサイクルを推進するための、指定法人やフロン類とエアバッグ類の引取り窓口機能、シュレッダーダストリサイクル促進チームの設立等の社会システムの構築、及び、使用済み自動車のリサイクル率を向上させるための開発を積極的に推進しております。

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エアバッグ類のリサイクルに対する取り組み

車両開発

エアバッグ類を車載状態で容易に作動処理するため、1997年からエアバッグ類一括作動処理コネクターの新型車への採用を開始しており、現在ではほぼ全車に採用しております。

使用済み自動車の処理

解体業者の方が安全かつ容易に処理が実施できるよう、エアバッグ類適正処理マニュアルを発行しています。

シュレッダーダストのリサイクルに対する取り組み

車両開発

日産では、従来から、新型車におけるリサイクル可能率の向上に取組んできており、マーチ、キューブでは他社に先駆けてリサイクル可能率95%を達成するなど将来の使用済み自動車のリサイクル率の向上を目指したリサイクル技術の開発に取組んでおります。

使用済み自動車の処理

シュレッダーダストのリサイクルを効率的に実施するため、当社追浜工場(神奈川県横須賀市)内の廃棄物処理用焼却炉を一部改造し、シュレッダーダストのリサイクルを開始しており、自社設備でも処理することで、得られたデータを分析し、新型車の設計改善につなげていきます。

運営

シュレッダーダストのリサイクルを適正、円滑かつ効率的に実施するシステムの構築が重要であることから、いすゞ自動車、スズキ、日産自動車、UDトラックス、富士重工業、マツダ、三菱自動車工業ならびに三菱ふそうトラック・バスの8社で自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART(Automobile shredder residue Recycling promotion Team、呼称:エイ・アール・ティー)」を結成しました。「ART」は、法要件を遵守しながら、リサイクル率の向上と効率的なリサイクルの実現に向けて、透明性を確保した活動を行っていきます。

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