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上海モーターショーで展示されたコンセプトカー「コンパクト・スポーツ・コンセプト」の概要

コンパクト・スポーツ・コンセプト  コンパクト・スポーツ・コンセプト

日本の「日産グローバルデザインセンター(Nissan Global Design Center:NGDC)」と中国の「日産デザインチャイナ(Nissan Design China)」の協働で開発された最初のプロジェクトである「コンパクト・スポーツ・コンセプト」は、個性的で行動的なライフスタイルを好み、モータースポーツにも強い関心を持っている新興市場の若い世代のお客さまに、日産ファンになって頂くことを狙いとして企画された。「コンパクト・スポーツ・コンセプト」は、このようなお客さまに走りとデザインの両面でわくわくするようなクルマの楽しさを提案するものである。

同コンセプトカーは、街中での取り回しが容易な、コンパクトな全長(3,482mm)でありながら、1,726mmの全幅および1,444mmに抑えられた全高により、走りの良さを感じさせる低く、躍動的なスポーツカーのシルエットとなっている。日産のコンパクトモデルのデザインの特徴を継承しつつも抑揚を効かせてよりダイナミックにアレンジすることで、力強く、かたまり感のあるスタイリングになっている。

インテリアも同様に、赤く光るアクセント、コントラストを効かせた色使い、メッシュ状の表皮素材、サテンシルバーの部品類などによってダイナミックでスポーティーな雰囲気を醸し出している。

走りの機能もスポーティな外観に合わせており、4気筒1.6リッターのターボチャージャー付直噴ガソリンエンジン「MR16DDT」は、140kW(190HP)の最高出力と240Nmの最大トルクを発生する。さらに変速機には、「エクストロニックCVT-M6」を採用しており、6速マニュアルモードを選択することによって、シンクロレブコントロールによるスムーズでスポーティな走りを楽しむことができる。

この様に、ダイナミックな内外装のデザインと、妥協のない走りの性能で、「コンパクト・スポーツ・コンセプト」は、若い世代のお客様を中心にクルマへの情熱とその楽しさを提案していく。