アルフォンソの言葉がインドの学生の心を刺激(2018年07月)

アルフォンソの言葉がインドの学生や保護者の人生観に刺激を与える

2018年7月31日、日産自動車グローバルデザイン担当専務執行役員であるアルフォンソ・アルバイサは、4月に行われた北京に続き、インド チェンナイのチェンナイパブリックスクールを訪問し、ルーツオブデザインのプログラムを実施しました。
プログラムには120名近い生徒と保護者、学校関係者が参加し、アルフォンソは幼少期から現在に至るまでの自身のキャリアや、カーデザインの世界に於いて如何にエキサイティングなキャリアが提供できるか、その機会の一例を紹介しました。彼はまた、カーデザインの歴史、日産のデザインフィロソフィ、人工知能と自動化のような将来の自動車産業の動向についても語りました。

インタラクションセッションでは最初の生徒の質問を皮切りに、非常に多くの質問が出され、デザインに関する質問にとどまらず、「部下がミスした時の損失を会社はどのようにリカバリーするか」「環境問題を考えると電気自動車の時代が来ることは想像に難くないが、のちの代替燃料は何が考えられるか」など、高校生とは思えない高い視点での会社や社会レベルにかかわる質問が飛び交いました。保護者からは子供の希望する将来と自身の考えの食い違いについてアドバイスが求められ、アルフォンソは「今の子供たちは自分自身の将来について良く調べ、研究し、キャリアの将来の姿あるいは側面についても良く考えています。彼らは非常に大きな視点で将来について考えていますよ」と述べました。

プログラム当日は学校の正面にウエルカムサインボードが掲げられ、生徒たちの出迎え、手作りのプログラムが掲示されるなど、温かな歓迎を受けました。またプログラムを聞く生徒の真剣なまなざしや学校見学時の低学年の生徒のスケッチデモンストレーションやコンピューターワークに非常に感銘を受けたアルフォンソは、「私自身も学ぶことの多いプログラムでした」と語り学校を後にしました。

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