不要な書籍を寄付して被災地支援

日産は日頃から社員による社会貢献活動を推進しています。そのひとつがリサイクルブックバザー「ステナイBOOK」です。この活動は、不要になった書籍類を社員から回収し、リサイクル販売するもの。売上金は同活動の推進パートナーである国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」に寄付しています。シャプラニールは途上国での生活向上支援を目的に活動していますが、東日本大震災後は茨城県でも救援活動を開始し、その後は福島県いわき市を中心に支援を続けています。

そこで、今回は被災地での支援活動に役立ててもらうべく、全社的に呼びかけ、多くの社員から書籍や雑誌、DVD、CDなどが寄せられました。日産が協賛する「ニッサン童話と絵本のグランプリ」の出版作品も販売され、グローバル本社内で開催したバザーは大盛況に終わりました。売上金(募金を含む)は、売れ残った本のブックオフでの買い取り額と合わせて51,652円となり、全額がシャプラニールに寄付されました。

[2011年7月]