第35回 日産 童話と絵本のグランプリ大賞受賞者インタビュー

大賞受賞者インタビュー<絵本の部> 松丘 コウ さん

主婦 静岡県函南町

【受賞のことば】
やっとスタート地点に立てました。このような機会を設けてくださった様々な関係者の方々に感謝申しあげます。

Q:影響を受けた作品は?
A:『よじはん よじはん」(ユン ソクチュン文、イ ヨンギョン絵、神谷 丹路訳 福音館書店)。これを読むといつもホッとします。
Q:好きな作家は?
A:梶山俊夫(登場人物が魅力的です)。
シャーロット・ヴォーグ(絵本に出てくる猫キャラクターの中で、この作家が描くジンジャーが一番好きです)。
Q:絵本を創るようになったきっかけを教えてください
A:小学生のときに、グループごとにお話を決めて紙芝居のようなものを作ったことがあります。それがとても受けて楽しかったことが忘れられなくて。
Q:絵本を創作するうえで気をつけていることはなんですか?
A:現実に縛られないようにしています。
Q:「日産 童話と絵本のグランプリ」に応募されたきっかけを教えてください
A:「ニッサンタさんが、クリスマスに結果を教えに来てくれる」と聞き、ぜひ、サンタさんに家に来てほしかったので。
Q:今回の作品は、どういったところから着想されましたか?
A:飼い猫をなでていて、お腹に小さなハゲを見つけたことからです。
Q:今回の作品は、いつごろから制作を始められたのですか?
A:1年ぐらい前です。
Q:今回の作品を通して子どもたちに伝えたいことは何ですか?
A:お話のように、自分も猫のセーターに入れてもらったところを想像して、ホワホワふわふわの中で温まってほしいです。
Q:特にお気に入りのシーンはどこですか?
A:猫が自分の服のファスナーを探すシーン。
うちの猫たちにもこんな服があったらなあ・・・猫がゴロゴロとのどを嗚らすのを聞きながら、私も猫の中に入りたい・・・
Q:今回の作品で苦労された部分はどこですか?
A:ほとんどすべてです。前回よりサイズを大きめにして描いたら、思った以上に時間がかかってしまって大変でした。
Q:普段の生活のなかで創作のために心掛けていることはありますか?
A:季節を感じること、いい音楽を聴くこと、美味しいものを食べることです。
Q:今後、どういった作品を作っていきたいですか?
A:愛されるキャラクターを描いていきたいと思っています。読者に、いたずら書きなんかでちょこちょこと描いてもらえるようなキャラが描けるようになりたいです。

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