【第26回ニッサン童話と絵本のグランプリ】入賞作品決定及び表彰式開催

大賞の田中さん、宮浮ウんほか38組40名が受賞


「第26回ニッサン童話と絵本のグランプリ」は、2010年3月7日(日)、日産グローバル本社において、表彰式が行われました。
今回の応募総数は、童話部門2,224編、絵本部門442編。その中から、童話部門・大賞受賞の田中きんぎょさん、絵本部門・大賞受賞の宮風Dさん・宮撫r枝さんをはじめ、38組40名の方が入賞の栄誉に輝きました。

表彰式では、主催者である(財)大阪国際児童文学館の松居理事長、協賛者である日産自動車川口均常務執行役員が挨拶。続いて行われた審査の講評では、(財)東京子ども図書館理事長の松岡享子氏が、受賞者に向けて「童話や絵本を制作している時間は、とても密度の高いものなのだと思います。その時間をご自分の生活の中に持つことこそが、幸せなことだと思います」と語りかけました。絵本作家の杉田豊氏は「上位入賞者の実力は僅差で、選考には時間がかかりました。入賞には新鮮な顔ぶれが並びましたが、この方々が、今後も新しい風を吹かせてくれたのだと思います」と激励。他の審査員の方々からも、次回以降に期待する声も多く上がりました。
贈賞に続いては、大賞を受賞した田中さん、宮浮ウんが、受賞に対する素直な喜びと作品への思いを語り、会場はあたたかな拍手に包まれました。


(財)大阪国際児童文学館 松居理事長


日産自動車 川口均常務執行役員

表彰式の最後には、初めての企画として、童話の部・絵本の部、それぞれの大賞受賞作品が披露されました。絵本の部「おんでこのそら」はスライド上映、童話の部「トンノの秘密のプレゼント」はサクソフォーンの生演奏にのせた朗読。それぞれに作品の魅力を引き出す演出で紹介され、約10カ月後に出版される絵本への期待はより高いものとなりました。


絵本の部「おんでこのそら」スライド上映


童話の部「トンノの秘密のプレゼント」朗読(左)
ヴィーヴ! サクソフォーン・クヮルテット(右)

その後は、受賞者を囲んでの記念撮影、懇親パーティと、主催者・審査員・受賞者による交流が続き、なごやかな雰囲気の中、今回の表彰式は閉幕しました。


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