1976年東京都生まれ、東京都在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒業後、同地でメディア・アーティストとして活動を開始、2005年に帰国。映像メディアを中心にアーカイブ資料などを取り上げ、社会の事象、歴史や記憶、関係性を再解釈し、未来に向けた新たな展望を提示する作品で知られる。作品形態はインスタレーションや映像のみならず、ワークショップの実施、ドキュメンタリー映像の制作、演劇/映画作品の演出とテキストの執筆など幅広い。「歴史の構築は無名のものたちの記憶に捧げられる」(国際芸術センター青森、2015年[ゲスト・ディレクター])、「MOTアニュアル2016キセイノセイキ」(東京都現代美術館、2016年)、「響宴のあとアフター・ザ・シンポジウム」(東京都庭園美術館、2015年[演出・テキスト])、「記憶と想起・イメージの家を歩く」(せんだいメディアテーク、宮城、2014年)、「ジャパン・シンドロームー福島以後の芸術と政治」(HAU劇場、ベルリン、2014年)「自分達のメディアを創る映像祭」(山口情報芸術センター(YCAM)、2011年[監修])など。
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アーティストコメント
日産アートアワードのファイナリストに選考していただき、新たな創作の機会を頂きました。制作は、ときにどうしようもなく孤独なものですが、作品は生き生きとした社会的な連関のなかに存在させなくてはなりません。未知の観客による作品の受容は、様々な人々の創造的な活動が集積されて初めてなされます。これから始まる新たな創作に活力を与えてくださる方々との遭遇と、そこから生まれる創造活動に期待し、その機会を与えてくださったことに、心より感謝いたします。