日産 童話と絵本のグランプリ
第36(2019年度)入賞作品
童話の部

大賞 「なすびはなに色?」 作/山本 泉

冒頭の数行で物語の背景をたくみに説明しきってあるのがおみごと。「金魚すくい」ならぬ「くじらすくい」の発想がおもしろく、意外な展開にも惹きつけられました。ミノルのキャラクターも効果的でしたね。
(短評:吉橋 通夫)

題 名 作 者 氏 名
大    賞 なすびはなに色? 山本 泉
優 秀 賞 春ちゃわん 藪口 莉那
手ぶくろが右と左にわかれているわけ コウタリ リン
名前をかえします なかた 秀子
佳    作 山場先生の保育園 番場 恭子
ぼくとおばあちゃんのシャーベット 石本 湖
ケツァルコアトルスだ! いとう ちえ美
スミッコボウシ 岩田 啓子
最後のお客さん 梅津 敏昭
タヌキのエイプリルフール 遠藤 康代
あ・うん 大谷 誠
おじいさんの仕事 奥山 径
ヤマタイ国、オリンピックに行く 倉本 りっせい
アカ玉 佐藤 剛外
また明日 志津 栄子
ウミホタル、光る 駿河 ようこ
川をのぼる たな ひろ乃
家に牛がいる なかと なみこ
真夜中のレストラン 星村 潤一郎
えんまさんのたまごかけ マサキ ナオミ
大おじいちゃんの木 目黒 広一
雨の日は桜色 もり かのん
朝ごはんの王さま 森 なつこ
さすらいさんのお弁当 よしずみ 敬子
絵本の部

大賞作品 「くつやさんとおばけ」 作・絵/いわさき さとこ

まず絵に惹かれました。ソフトな色彩と文字をレイアウトするための大胆な構図。主人公と猫は会話する心情を表情豊かに表現されています。おはなしの進行には思いがけない展開があり、ページを送る楽しみがありました。
(短評:黒井 健)


絵本大賞 くつやさんとおばけ

題 名 作 者 氏 名
大    賞 くつやさんとおばけ いわさき さとこ
優 秀 賞 満月のよるに しまざき ともみ
ふゆのおうち はらだ・かよ
わーぷ! 佐倉 樟風
佳    作 ぼくだってぼくだって ホンダ エリカ
おとどけものはおねぇちゃん イクセ リョウジ
ハルさんと海に行く こしま そらん
だいちゃんとてつぼう 小林 はるか
ママ、かいます さかもと むつみ
きらきらやまとおにとおばあちゃん 田中 厚志
ヘラジカムースのたいせつなもの たぶし ゆみ
にげだしたあかいおへそ 長野 博
あさとよる 松本 幸穂
だれかがBOSOBOSO 四本 岬