111989.11月 1990.1月 北米日産会社(米国統括会社)設立 1992.1月 北海道陸別試験場設立1984.10月 高級乗用車「ローレル」フルモデルチェンジで先進装備1987.1月 技 術世界初の「トリプルビスカスフルオート・フルタイム4WD」を搭載1986-1987日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞を記念し、世界初のシステムを搭載した小型乗用車「パルサー」を限定発売した。1988.5月 世界初の「フロントウィンドウディスプレイ」を量産車に採用1988.6月 ニッサン・ヨーロピアン・テクノロジー・センター社設立1989.4月 欧州日産会社および日産欧州物流会社設立 1989.7月 世界初、4輪に「マルチリンクサスペンション」を搭載 世界初の電動格納ドアミラーやオートリフレックス・ルームミラー(自動防眩液晶ミラー)などを採用。前方視界方向に情報を投影する画期的な表示装置(現 ヘッドアップディスプレイ)を量産車「シルビア」に初めて採用した。欧州での技術開発拠点として設立。車両設計や技術開発・評価などを行う、日産テクニカルセンター・ヨーロッパ社の前身。欧州での事業統括を行う欧州日産会社、同社の車両物流機能を担う日産欧州物流会社をオランダ・アムステルダム市に設立。「四輪マルチリンクサスペンション」を搭載した世界初の市販車「フェアレディZ 300ZX(Z32型)」を発売した。多車種少量生産を実現するためのフレキシブルな車体組立システム。栃木工場でインフィニティQ45生産ラインにて採用。当時、米国において10拠点有していた現地法人の事業を統括し、戦略的に運営する目的で設立された。世界各地の代表的な路面を再現したカントリーロードと、低摩擦路での走行安定性や制動性能実験を行う圧雪曲線路を設置。行や販売不振に見舞われた苦しい時代であった。そのさなかの1986年、商品力の革新を目指して始まったのが、当時のシャシー開発部を中心とした「プロジェクト901」である。「1990年までに運動性能世界一」という目標を掲げたこの活動は、最終的に開発部門全体に及んだ。ここで生まれた技術は多数の商品に生かされ、中でも「プリメーラ」は「欧州カー・オブ・ザ・イヤー1991」で2位を獲得するなど、欧州で未曽有の高評価を得た画期的な商品であった。グローバル発展期技 術 技 術 経 営経 営技 術技 術経 営技 術「インテリジェント車体組立システム(IBS)」を開発 【プロジェクト901】1980年代半ばは当社にとって、円高の進
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