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アイドリングストップ

車両搭載技術

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  • 環境技術

いつもと変わらない運転で、低燃費を実現します。

信号待ちなどのクルマを停止させたときに自動的にエンジンを切り、発進時にエンジンを再始動させるシステムがアイドリングストップです。クルマは停止状態でもエンジンが回転していましたが、アイドリングストップを採用したクルマは止まっている時にはエンジンも停止させるので燃費が向上します。

技術の働き

エンジンが充分に暖まり、一旦車速が20km/h以上になるとアイドリングストップが作動可能となります。ブレーキを踏んで停止してから約1秒後にアイドリングストップが作動、ブレーキを踏んでいる間はエンジンが停止しつづけます。再出発時には、ブレーキから足を離すと約0.4秒でエンジンが再始動します。また、ブレーキを踏んだままの状態でもステアリングホイールに力を入れるとエンジンは再始動し、右左折や合流の際に早めに発進準備を行えます。
駐車操作を繰り返すような場面や、渋滞時に車速8km/h以内の低速で前進と停止を繰り返す状況では、クルマが状況を判断してアイドリングストップの作動をコントロールします。したがってエンジンの停止や再始動をわずらわしく感じることはありません。
アイドリングストップ中も、カーオーディオやナビゲーションシステムはご使用いただけます。アイドリングストップ中、エアコンは送風に切り替わりますが、冷房や暖房を優先する場合には「アイドリングストップOFF」ボタンを押して、アイドリングストップを作動させないことも可能です。

技術の仕組み

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エンジン始動時の押し出され感の抑制をなくすことと、上り坂でのエンジン再始動時に車がずり下がってしまうことを抑制するために、CVTの副変速機のロック機構を使います。
この仕組みによって、エンジン再始動時に前に押し出される挙動を抑制することができます。また、追加のブレーキ補助機能なしで坂道での後退抑制を実現しました。(勾配6%程度以下の坂まで)
エンジンが再始動する時間を短縮するために、エンジンの逆回転を検知するセンサーを採用しました。通常のエンジン始動は4サイクルで始動しますが、この仕組みによって2サイクル目で始動が完了します。結果として、エンジン再始動に要する時間を0.2秒短縮することができました。
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NISSAN TECHNOLOGY MAGAZINE