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アクティブトレースコントロール(コーナリングスタビリティアシスト)

車両搭載技術

  • 戦略的技術領域
  • ダイナミック・パフォーマンス
楽しく、自信を持ってコーナーを曲がることができます
狙い通りにカーブを曲がることは、楽しい経験です。一方で、アクセル、ブレーキ、ステアリングホイールの3つをコントロールする必要があるので、難しい場面でもあります。コーナリングスタビリティアシストは、4本のタイヤそれぞれに自動的にブレーキを効かせることで、カーブの途中で加速したときに外側に膨らむのを抑えます。グラッと傾くことを回避します。ドライバーは怖い思いをすることなく、自信をもって運転に専念することができるのです。

技術の働き
コーナリングスタビリティアシストは、まずカーブに進入する時に働きます。誤って高目のスピードでカーブに入ると、クルマは大きく傾きます。するとドライバーのみならず、一緒に乗っている人も不安に陥ります。こんな時に、コーナリングスタビリティアシストは活躍します。自動で滑らかにブレーキをかけることで、安定した姿勢を保つのです。この仕組みは、カーブの出口でも働きます。カーブを曲がっている時には、クルマには遠心力が働きます。したがって、理想の走行ラインよりも外側にふくらみがちになってしまいます。ふくらみすぎると対向車線にはみ出したり、道から外れてしまうので非常に危険です。ここでコーナリングスタビリティアシストが作動します。内側の車輪にブレーキをかけ、クルマが外側にふくらまないようにコントロールしてくれるのです。

技術の仕組み
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コーナリングスタビリティアシストは、VDC(Vehicle Dynamics Control)という技術をベースにしています。これは、常にドライバーがハンドルを切る量やクルマの速度、クルマに生じるヨー(クルマを回転させる力)をモニターして、危険だと判断するとクルマを安定方向に導くように作動するシステムです。コーナリングスタビリティアシストは危険回避からもう一歩踏み込んで、快適かつ楽しく運転するための仕組みです。コーナリングスタビリティアシストは、前述したセンサーから得た情報をもとに、「理想の走行ラインより外側にふくらんでいる」と判断します。すると、4つの車輪に個別にブレーキをかけるのです。すると「傾き」や「ふくらみ」が解消され、楽しく、自信を持って運転することができるようになります。外側にふくらんだ時に内側の車輪にブレーキをかけると理想のラインに戻る仕組みを理解するには、徒競走で左側のカーブを曲がる状況をするといいでしょう。右足よりも左足のスピードを落としたほうが、きれいにカーブを曲がれるはずです。運転が上手な方は、こうしたシステムが不要だったり、アシストをおせっかいに感じることもあります。したがって適切な運転をしている場合には、アシストをしないような設定になっています。

関連ムービー

この機能が搭載されている主な車種

スポーツ&スペシャリティ/SUV
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エクストレイル

セダン
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スカイライン

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ティアナ

 

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