近年の排出ガス規制の強化に伴い、触媒に使用する貴金属の量が増えていることを受け、従来の触媒と同等の排出ガス浄化性能を、約1/2の貴金属使用量で達成できる技術を確立しました。08年度発売の新型車から搭載を開始、採用を拡大していきます。
特長
排出ガスの浄化は、触媒の中に含まれるPt(プラチナ)、Pd (パラジウム)、Rh(ロジウム)といった貴金属の表面で行なわれます。従来の触媒では、熱によって貴金属が凝集することによって表面積が減少するため、浄化性能が低下していました。超低貴金属触媒では、ナノテクノロジーを活用することで貴金属の凝集防止に成功。貴金属の粒子径を小さく保つことによって、従来の触媒よりも少ない貴金属量で、同等の排出ガスの浄化性能を確保できます。

技術概要
基材をしきり材で囲むことにより、熱による基材同士の凝集を防止。さらに基材と貴金属の化学結合力を強くすることで、基材上の貴金属の移動を制限して、凝集の防止効果を高めます。
