技術紹介

 

周囲と協調してぶつからない ロボットカー“EPORO”

“ぶつからないクルマ”の実現に向けた技術開発の一環として、魚群のルールで集団走行するロボットカー“EPORO”を開発しました。通信によりお互いの状態を知ることで、周囲環境に柔軟に適応できる魚群走行を実現し、高度に情報化されたクルマ同士が、ゆるくつながる“ 社会システム”を提案します。

特長

魚は障害物を回避しながら、密集して泳ぐことができます。これは、最寄りの仲間の位置に応じて、衝突回避、並走、接近という3つのルールに従って、動きを変化させているからです。日産は、魚群の3つのルールをロボットカーに適用し、自由に変形可能な群れを形成し、安全で効率の良い走行を実現しました。


技術概要

魚は、主に「側線感覚」と「視覚」をセンサーとして、周囲の状態を認識しています。この「側線感覚」の役割を、レーザーの反射光から障害物までの距離を計測する「レーザーレンジファインダー(LRF)」を用いて実現しました。また、「視覚」の役割を、パルス信号を送信して反射するまでの時間差から対象物の位置を計測する「UWB通信技術」により実現しました。これらの2つの周囲環境認識技術と、魚群走行の3つのルール(衝突回避、並走、接近)を組み合わせてロボットカーに実装し、魚群のように自由に変形可能な群を形成して走行することを可能としました。

  • UWB(Ultra Wide Band)通信:近距離用の無線通信


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