技術紹介

 

バイオ燃料製造の取り組み−高性能植物の研究開発−

日産は収穫量を飛躍的に増加させる植物の研究を横浜市立大学と共同で進めています。この植物をバイオ燃料の原料にすることで、バイオ燃料の普及を促進しつつ、食料との競合を回避することが可能になります。

特長


植物が成長する際に行う光合成の効率を高めることで、植物の成長を促進させ、飛躍的に収穫量を高めることが特定の栽培条件で可能となりました。

技術概要

従来植物は、太陽の光が強い高負荷状態での光合成で、太陽エネルギーの1割のみが成長に利用され、残りの9割のエネルギーは活性酸素を生成し、光合成を阻害します。高性能植物では、高負荷時に活性酸素を無害化する能力を強化することで、光合成の効率が高まり、成長が促進され、飛躍的な収量を実現します。

通常状態−従来植物、高性能植物


光合成では、太陽光とCO2、水が反応をして酸素と植物を成長させる糖が精製される。それと同時に葉緑体自体を破壊する活性酸素も精製されるが、一部は無害化されて排出される。

高負荷状態−従来植物


増えた光のエネルギーで、活性酸素の生成量が急増。活性酸素が光合成自体を阻害することで、増えている光量を成長に活用できない。

高負荷状態−高性能植物


活性酸素を無害化する働きを強化することで、光合成を阻害する要因を抑制。その結果、増えた光量にあわせて、糖の生成量が増加し、植物の成長を促進します。

ページトップへ