品質への取り組み

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品質保証ツール

サプライヤー選定から、ランニングまで
確かな品質を保証する独自のシステムを構築

53の基本項目。詳細は387項目も確認

サプライヤーからひとつの部品が日産に納品されるまでには、企画段階の確認から、設計の図面製作、試作品づくり、性能確認、確かな量産体制など、さまざまな工程が必要です。日産では、この大きな流れをANPQPとして集約し、実行しています。すべての部品、その一つひとつにおいて387項目にものぼるチェックをサプライヤーに依頼し、正確な部品が納品される体制を整えています。また、複雑な部品ほどサプライヤーと日産との連携を密にしなければいけません。

  • ANPQP:Alliance New Product Quality Procedureの略。ISO/TS16949が発行している「自動車業界サプライヤーの基本的品質システム」を基盤に、日産独自のサプライヤー品質保証を基準化したもの。

品質保証の実現が最大の課題。新規サプライヤーへのライセンス制度を導入

このANPQPをスムーズに進めるためには、まずサプライヤーにおいて対応可能かどうかを見極めなければいけません。例えばクルマを運転するときにドライビング・ライセンスが必要なように、パートナーシップを組んで確実に一緒に歩んでいける関係を築く必要があるのです。そこで日産では、ASESというシステムを構築。良品不良品の明確な識別システムがあるか、トラブルの防止システムはどのようなものかなど、240項目にもおよぶ評価項目によって、実際にサプライヤーの作業現場を確認します。また、この評価を行うのは、専門教育を受けて厳しい試験に合格した専門の評価員。こうした活動を積み重ね、正確な部品が納品される基盤を築いています。

  • ASES:Alliance Supplier Evaluation Standardの略。新規参入にあたり、日産のサプライヤーとして適切であるかを判定するシステム。240項目を5段階で評価してABCDに分類し、上位ランクのサプライヤーと提携する。

永続的に品質保証を。既存サプライヤーとは定期的に品質を検証

ANPQPが稼動しはじめてからも、日産にはサプライヤーの品質保証を維持するためのチェックシステムがあります。すでに取引のあるサプライヤーに対して行われるのは、納品品質や市場品質などを診断するサプライヤースコアカードと、そのマネジメント体制を確認するASAS-Pサプライヤー工場監査。この2つによって、常に良質の部品を供給できるシステムが維持されているか、さらなる品質向上に向けて新たに取り組んでいるかを、定期的に確認しています。

  • ASAS-P:Alliance Supplier Audit Standard in Production phaseの略。サプライヤー工場の品質管理体制やその実行状況を確認する日産独自の監査システム。(170項目)

サプライヤースコアカード集計
各サプライヤーに対して毎年実行されるサプライヤースコアカードの評価を、サプライヤー全体としてまとめたもの。年々サプライヤーの全体平均は向上している。各サプライヤーには現在の自社位置が報告され、上位ランクのサプライヤーは表彰される。

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