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2016年2月4日

ルノー・日産アライアンス、2015年暦年(1月〜12月累計)の販売実績を発表

  • 世界第4位の自動車グループは、ロシア、ブラジルにおけるマクロ経済の悪化にもかかわらず堅調な販売を記録
  • ルノーおよび日産ブランドは、米国、中国、欧州での好調な販売により過去最高を記録
  • アライアンスは累計で30万台を超えるEVを販売し、ゼロ・エミッション車のグローバルリーダーの地位を維持

ルノー・日産アライアンスは4日、2015年暦年のグローバル販売実績を発表しました。2015年暦年は、米国、中国、欧州で記録した過去最高の販売台数が寄与し、グローバル販売台数は前年同期に対し約1%増の8,528,887台となりました。

ルノーグループ、日産自動車、ロシアのアフトワズを含む世界第4位の自動車グループであるルノー・日産アライアンスのグローバル販売台数は、ロシアおよびブラジル市場全体の急激な低迷にもかかわらず、2014年暦年実績に対し、安定的な販売を維持しました。

全世界で販売した自動車10台のうち1台はルノー、日産、および、ロシア最大の自動車メーカーであるアフトワズのクルマとなります。

欧州で第3位の自動車メーカーであるルノーグループは、グローバル全需が前年に対し1.6%増となる中、過去最高となる前年比3.3%増の2,801,592台を世界で販売し、3年連続の販売増となりました。ダチアブランドの販売台数は、過去最高となる前年比7.7%増の550,920台となりました。

欧州で最速に成長を続けるブランドであるルノーの市場シェアは、全需が対前年で9.4%増加する中、10.1%となり、18年連続で欧州の小型商用車におけるリーダーシップを維持しています。

日産は、過去最高となる5,421,804 台の乗用車およびトラックを世界で販売し、前年比2.1%増となりました。同社の二大市場である米国と中国では、それぞれ125万台以上を販売しました。インフィニティブランドの販売台数は、米国、中国を含む全ての主要地域で記録した過去最高の販売台数が寄与し、前年比16%増の215,250台となりました。

ラーダブランドで自動車を販売しているアフトワズは、ロシア市場の低迷により、31.5%減の305,491台を販売しました。ルノー・日産アライアンスは、国有企業ロステック社と合弁会社を設立し、アフトワズの株式の過半数を保有しています。ロシアで販売される自動車の約3台に1台は、ルノー・日産アライアンスとアフトワズのクルマです。

ロシア自動車市場全体は35%以上の減少となる中、アライアンスの市場シェアは、昨年度の30.7%から32.3%に上昇しました。

ルノーおよび日産の販売概況

2015年のルノー・日産アライアンスの販売上位10ヵ国は、米国、中国、フランス、日本、メキシコ、英国、ドイツ、ロシア、ブラジル、スペインでした。

日産は、米国で過去最高となる前年比7.1%増の1,484,918台を販売し、市場シェアも過去最高の8.5%となりました。また、「ローグ」、「ヴァーサ」、「NV」、「NV200」は過去最高の年間販売台数となりました。ライトトラックセグメントでは、前年比20%増の販売となりました。

日産は、中国で、前年比6.3%増の125万台を販売しました。日産は引き続き、5.0%以上の市場シェアを持つ中国最大の日系自動車メーカーとなっています。

2月初旬、ルノーは、武漢市にある東風汽車との合弁工場で、SUV「カジャール」の生産を開始しました。同車はルノー初の中国生産モデルです。この新合弁工場は、稼働開始当初、年間15万台の生産能力を有する予定です。さらに需要の高まりに応じて、生産能力を30万台まで拡大することが可能です。

ルノーは、同社のホームマーケットであるフランスで、前年比5.1%増の607,173台を販売しました。市場シェアは26.4%となりました。同社のコンパクトカー「クリオ」は6年連続で最販モデルとなりました。ルノーの「ゾエ」は同国の電気自動車(EV)販売台数の内60%を占め、EV乗用車のトップモデルとなりました。

日産のホームマーケットである日本では、前年比12.1%減の589,046台を販売しました。市場シェアは11.7%となりました。

日産は、メキシコで、過去最高となる前年比19%増の348,941台を販売しました。市場シェアは25.8%となり、6年連続で販売台数トップとなっています。

ルノーの市場シェアは、同社の2番目に大きい市場であるブラジルで、全需が25.5%減少する中、0.2ポイント増の7.3%となりました。

ルノーは、今後、アライアンスの販売および成長の重要な柱として期待されるインドで、前年比で20%を超える53,848台を販売し、引き続き、最大の欧州系自動車ブランドとなっています。

ルノーのコンパクトハッチバック「クウィッド」は、昨年9月のインドでの発売以降、80,000台以上を受注しました。同車は、アライアンス初のコモン・モジュール・ファミリー(CMF)Aアーキテクチャーをベースにした、アライアンスCMF適用車の中で最もコンパクトで手ごろな価格帯のクルマとなっています。なお、ダットサンブランドは、CMF-Aアーキテクチャーを適用したモデルを今年中に発売する予定です。

ゼロ・エミッション車について

世界中で販売された電気自動車(EV)の2台に1台はアライアンスのEVです。アライアンスは、昨年12月末までに、世界で累計302,000台のEVを販売しました。初の量産EVである「日産リーフ」は、2010年12月の発売以来、累計201,000台以上を販売し、世界で最も売れているEVとなっています。

ルノーは、EVを2011年10月に発売して以来、2人乗りアーバンコミューターの「トゥイジー」を含め、世界で累計83,000台のEVを販売しました。「カングーZ.E.」は欧州でトップの小型商用EVとなっています。

ルノー・日産アライアンスは、2015年暦年に前年比2.5%以上の増加となる85,000台のEVを販売しました。日産のEVグローバル販売台数は9.8%減少した一方、ルノーの販売台数は45%の増加となりました。「日産リーフ」2016年モデルは、30kWhの新型バッテリーを搭載することで、従来の24kWhモデルより航続距離を20%向上しました。日産は、「日産リーフ」に加え、商用EVの「e-NV200」を販売しています。

欧州における日産のEV販売台数は、前年比14.3%増の約20,000台となりました。ルノーは、49%増の約23,100台となりました。ルノー「ゾエ」の欧州におけるマーケットシェアは約19%となり、2015年の欧州最量販EVとなりました。

ルノー・日産アライアンスの主要10市場
  販売台数 市場シェア
米国 1,484,918 8.5%
中国 1,265,922 5.3%
フランス 684,373 30%
日本 594,126 11.7%
ロシア* 517,799 32.3%
メキシコ 373,261 27.6%
英国 297,516 9.9%
ドイツ 252,383 7.4%
ブラジル 242,744 9.8%
スペイン 218,846 18.3%
*アフトワズ含む
ルノーの主要10市場
  販売台数 市場シェア
フランス 607,173 26.4%
ブラジル 181,504 7.3%
ドイツ 177,787 5.2%
トルコ 162,175 16.8%
スペイン 156,108 13.1%
イタリア 154,730 9.1%
英国 128,269 4.3%
ロシア 120,411 7.5%
アルジェリア 90,182 35.6%
ベルギー+ルクセンブルク 82,374 13.3%
日産の主要10市場
  販売台数 市場シェア
米国 1,484,918 8.5%
中国* 1,250,073 5.3%
日本 589,046 11.7%
メキシコ 348,941 25.8%
英国 169,247 5.6%
カナダ 129,976 6.8%
ロシア 128,713 8.0%
フランス 77,200 3.6%
ドイツ 74,596 2.2%
アラブ首長国連邦 66,839 15.9%
*ヴェヌーシアブランド含む

ルノー・日産アライアンスについて
ルノー・日産アライアンスは、パリに本社を置くルノーと横浜に本社を置く日産の戦略的パートナーシップであり、アライアンスのクルマは世界で販売されるクルマの10台に1台を占めています。1999年にパートナーとなった両社は2015年、世界200か国近くで850万台を販売しました。アライアンスは、ロシアのアフトワズ社以外にも、ドイツのダイムラー、日本の三菱自動車、中国の東風汽車、インドのアショックレイランドなどの自動車メーカーと戦略的な協力関係を結んでいます。

以 上

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