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2010年10月7日

日産自動車、オーストラリア ビクトリア州へ「日産リーフ」を投入

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)のオーストラリア現地子会社である豪州日産自動車株式会社は7日、同国ビクトリア州政府に、電気自動車(EV)「日産リーフ」を16台供給することで合意に達したと発表した。

「日産リーフ」は、オーストラリアで2012年までに発売される予定であり、この16台はビクトリア州が実施しているゼロ・エミッション車に関する5ヵ年トライアルの一環として利用される。同トライアルでは、EV技術がどのような革新的な役割を果たすのか、また、先進的なガソリン/ディーゼル車と共に、より幅広い商品ラインアップを提供することができるのかについて検討される。可能な限り現実に近い条件を再現し、EVの普及に向けて包括的なシステムを構築するために、幅広いステークホルダーの参画を予定している。

トライアルへの参加予定者は以下の通り:

  • EVに高い関心のある世帯
  • 民間および政府関係の法人
  • 電力会社
  • データ収集と各参加者のとりまとめを行う技術プロバイダー

EVに高い関心のある世帯に対するトライアルへの参加募集は、豪運輸省が自動車サービス会社であるRACV(Automobile Club in Victoria)と協力し、オンライン投票で行なう。

ビクトリア州政府は、「この5ヵ年トライアルにより、EV技術の導入に関するプロセス、スケジュール、課題をより明らかにすることができるだろう。」と述べている。トライアルでは、同州でのEV利用に関する以下のような情報が収集される。

  • 初期および成熟段階におけるEVの需要
  • EV利用によるドライバーの行動、充電、車両性能、効率性への影響
  • 電力消費、電力需要の管理、温室効果ガスおよび大気汚染物質排出に対するEVの潜在的可能性

また、同州政府は、様々なメーカーがEV市場に参入することを想定し、トライアルでは複数メーカーが相互に関わり、ビクトリア州がEVを快適に利用できる場所として整備するためにはどのような取り組みが必要であるかを検討していく。

今回の最終的な合意は、昨年日産とビクトリア州が調印した覚書に基づいている。同覚書では、両者がEVの持続可能性という共通の目標に向かって取り組み、同州が掲げる未来の低排出社会の実現に必要なインフラおよび技術の普及を促進していくことが同意されている。

「日産リーフ」は、2010年末に米国および日本で発売予定であり、2011年初頭には欧州での販売も開始される。「日産リーフ」は、今月シドニーモーターショーおよびメルボルンで開催されるオール・エナジー・カンファレンスで展示される。

豪州日産CEOのダン トンプソンは、「日産は10年以内に電気自動車が自動車市場の少なくとも10%を占めると予測している。世界が増え続ける排出ガスに対する解決策を求め、化石燃料への依存を軽減したいと考える中で、代替エネルギーの活用はますます増えていくだろう。ゼロ・エミッションモビリティのために電力を選択するということは好ましい選択肢である。」と、述べた。

<関連URL>
「日産ゼロ・エミッション」サイト http://www.nissan-zeroemission.com/JP/

以 上

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