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2008年9月22日

日産自動車、ドライバーごとに燃費改善アドバイスを行う
エコ運転支援システムのITS実証実験を開始

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は22日、ITS(*1)を活用し、エコ運転支援を目指す「エコ運転支援サービス」の実証実験を24日より開始すると発表した。

同社は、2006年10月より神奈川県において、交通環境の情報を利用した交通事故低減と、渋滞緩和を推進するSKY(スカイ)プロジェクト(*2)の実証実験を行っている。今回の「エコ運転支援サービス」は、このSKY(スカイ)プロジェクトの一環として、実験に参加いただいているドライバーのエコ運転診断を行うものである。

エコ運転は、運輸部門において即効性のあるCO2削減手段として期待されているが、従来は公共施設における講習会などの支援策しかなく、簡便な普及促進手段がなかった。こうした背景から、同社では、2007年よりカーウイングス会員の燃費改善をサポートするため、業務用以外では初となるテレマティクスによるエコ運転支援システムを導入し、同一車種を使用している他の会員と比較した月間燃費ランキングやエコドライブに役立つトピックなどについて情報提供を行っている。今回、さらに大きな燃費改善効果をあげるために、カーウイングスの通信によってナビゲーションからセンターに送信される車両の走行情報を基に、ドライバー個々の運転状況を詳細に分析・診断し、ホームページ上で要因別にアドバイスを行うシステムを開発した。本サービスでは、各ドライバー固有の運転に合った具体的な行動をアドバイスすることで、ドライバー一人ひとりのエコ運転スキルの向上が期待できる。

具体的なコンテンツは、以下の3つである。

  1. エコドライブ総合評価
    • 一日のエコ運転の総合評価(点数評価)
    • 燃費・アイドリングなどの項目別評価
    • エコ運転を継続するほど成長するエコの森
  2. エコドライブ分析結果
    • 一定の走行距離ごと、道路種別ごとの燃費推移
    • 燃費改善ポイント
    • アクセルワーク、アイドリング、エアコン利用など、燃費に直結する運転行動の分析
  3. エコドライブトレーニング
    • 発進時の「ふんわりアクセル」、走行時の「加減速の少ない運転」、停車時の「スムーズな減速」など、エコ運転スキルを身につけられるトレーニングプログラム
    • 「エコドライブ1ヶ月継続」、「ガソリン代1000円節約」、「CO2 10kg削減」などの目標に向かってエコ運転の継続に取り組むトレーニングプログラム

本実証実験においては、エコ運転支援の効果と受容性を検証し、その成果を今後カーウイングスなどのサービスに反映していく予定である。同社は、2006年12月に発表した中期環境経営計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、CO2排出量の削減に、真に実効性のある技術、商品、サービスを投入していく。

*1: Intelligent Transport System:人、道路、車両を情報でつなぐ高度道路交通システム
*2:SKYプロジェクト:SKY(スカイ)は、Start ITS from Kanagawa, Yokohamaの略。日産自動車(株)、(株)NTTドコモ、松下電器産業(株)、(株)ザナヴィ・インフォマティクスにてプロジェクトを運営する。

以 上

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