2008年4月8日
日産自動車、北米においてLCV事業に参入
−キャントン工場がLCVの生産拠点に−
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)の北米統括会社である北米日産会社(NNA)は現地時間7日、北米において多額の投資を行い、小型商用車(LCV: Light Commercial Vehicle)事業に参入すると発表した。
NNAは同セグメントに対するグローバル・コミットメントの一環として、今後3年間でLCVを3車種、北米市場に投入する。最初のモデルは2010年前半に発売する予定である。NNAは、今後さらに北米におけるLCV事業を拡大し、総重量8トン未満の車種をいくつかのセグメントに投入していく。
日産でグローバルLCVビジネス ユニットを担当する執行役員のアンディ パーマーは、「LCV事業は今や日産の売上や収益性、グローバル販売において重要な位置付けとなってきている。日産はすでに日本、中国、および欧州においてLCV事業活動を活発に行っており、今回北米において本事業を拡大する準備が整ったことは自然な流れである。」と述べた。
LCV 3車種は同社のキャントン工場(ミシシッピ州)にて生産される。同社のキャントン工場は、今後大市場である北米商用車市場向けのさまざまなLCVの生産拠点となる。日産では、LCV 3車種の開発に向けた投資のほか、キャントン工場におけるLCV生産に向けた設備拡張のために1億1,800万ドル(約121億円)の投資を行う予定である。なお、キャントン工場でのLCV生産に必要な生産能力を確保するため、次期型ミニバン「クエスト」、および高級SUV(Sport Utility Vehicle)「インフィニティ QX56」の生産は日産の他の工場に移管される。
LCVの販売ネットワークは、既存の販売会社から選定され、新型LCVに特化した販売・サービスを行なう。
NNAにおけるLCV事業部門は、最近米フォード社から同社に移籍したジョー カステリ氏が担当する。カステリ氏は米フォード社において商用車事業を含む様々な任務を23年以上にわたり担当してきた。同氏は北米におけるLCVの開発、販売、マーケティング、サービス、および流通を含むLCV事業の拡張を統括する。
注: 為替レートについては、1ドル=102.52円をもとに換算した。
以 上
