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2005年12月2日


日産自動車、車体の塗装表面の擦りキズ痕が復元する
世界初のクリヤー塗料“スクラッチガードコート”を開発


日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は、洗車機やブッシュ走行などによる擦りキズやドアハンドル周辺の爪による引っかきキズなど、塗装表面に生じた擦りキズ痕が、時間の経過とともに復元する世界初のクリヤー塗料“スクラッチガードコート”を開発した。
同社は、この塗料を、近くSUVの一部車種に採用する。

従来、塗装の表面に生じるキズを防ぐ方法として、塗膜に柔軟性を持たせる手法があったが、耐久性能(耐候性や耐熱性等)に課題があった。

今回開発した “スクラッチガードコート”は、最表面に施されるクリヤーコート塗装部に、特殊な高弾性樹脂を配合するとともに、高密度の網目状構造とすることで、柔軟性と強靭さを備えた、耐久性の高い塗膜を実現している。これにより、塗装表面にキズがつきにくく、またある程度の擦りキズが生じた場合も、時間の経過とともに、塗装表面がほぼキズが生じる前の状態まで復元する。

特に、市場で指摘される塗装キズの大半を占める機械洗車時のキズに対しては、従来のクリヤー塗装と比較してキズ発生を約5分の1程度に低減することができる。
また、キズがつきにくくなったことにより、初期の撥水性を長期にわたり持続することも可能となった。


塗装表面に付いた擦りキズの例

塗装表面に付いた擦りキズの例
塗装表面に付いた擦りキズが復元した状態

塗装表面に付いた擦りキズが復元した状態


クリヤー塗装が剥がれるような深いキズや、クリヤー塗装自体が切断された場合には復元しません。
周囲の温度状況、キズの深さによって復元する時間は変化します。
(キズの復元に1週間程度の時間を要する場合もあります。)

(了)


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