日産自動車では世界的にみて競争力が高い国々をリーディング・コンペティティブ・カントリー(以降LCC)と呼び、価格とサービスの両面で優れたこれらの国々の活用を進めています。
今回そのようなLCCの一つであり、アメリカや欧州向けの重要な生産拠点と位置づけられるメキシコに行き、メキシコ日産の本社とアグアスカリエンテス工場を訪問したのでご紹介します。
第1部 メキシコシティ
首都、メキシコシティで宿泊先のホテルから空港やメキシコ日産本社まで車で移動しましたが、メキシコの交通事情は日本とは異なるものでした。
1. 市内の交通状況

- 朝のメキシコシティ市内の様子 -

鉄道のような公共交通機関が少ないことに加え、車の台数に対して高速道路が発達していないために市内の道路は日中、常に混み合っていました。
アグアスカリエンテスに向かうための飛行機に乗る際も、ホテルから空港までは道路が空いていれば40分の距離のところを、混んでいる時に備えてフライトの2時間30分前に出発しましたが、ガイドの方によるとメキシコシティではこれくらい余裕をもつのが普通とのことでした。
2. トペ

- 道路上のトペ -
道路には車の速度を落とすために「トペ」と呼ばれる隆起があります。これはかなり減速しないと大きな衝撃を受けたり、車が飛び跳ねてしまいそうなくらいの大きさです。
しかし、この「トペ」はそれくらいの大きさにもかかわらず、標識(あるとは限らない)や色が塗られている(それも写真のように消えている)ことくらいしか気付くための手段は無く、交通状況も含めてこの国で運転するのは気の抜けない様子でした。
3. バイクや自転車
道路が車で混雑している割に、バイクや自転車に乗っている人はごく僅かでした。ガイドの方によると、この理由は二つあり、一つ目は車が多い上にウインカーを出さない人がおり、その中をバイクで走ることが危険であること、二つ目は外に駐輪していると盗難にあう可能性が高いからということでした。
