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オフィスでの取り組み

日産のグローバル本社に設置した太陽電池
日産のグローバル本社に設置した太陽電池

日本では、日産の事業所および販売会社において、また海外では北米、欧州、中国の各拠点においてCO2マネジメントを推進しています。オフィスでは、テレビ会議や電話会議の設備を充実させ、また複数拠点で書類を資料として共有できるライブミーティング*を活用することで、出張を減らすだけでなく、業務効率向上やコスト削減も図っています。日本では2012年2月より、これまで配布していた給与明細書をペーパーレス化し、インターネットや携帯などを通して明細をダウンロードできるようにするなど、取り組みの幅を広げています。

  • *マイクロソフトによるクラウドコンピューティング型の企業向け商用ウェブ会議サービス

日産は、日本、北米、欧州、中国のそれぞれのオフィスにおいて2010年度比でCO2排出量を毎年1%削減することを目指しています。

CASBEE Sランク取得


グローバル本社(神奈川県横浜市)


日産先進技術開発センター(神奈川県厚木市)

日産は、ISO14001における環境影響評価のマネジメントプロセスに基づき、建物を新築、または改修工事する際の仕様の最適化を課題としています。建物自体の環境負荷低減に向けた評価項目として、CO2排出量が少ないなどの環境配慮型の仕様設計や、廃棄物や排出ガスの少ない工事方法の立案、有害物質の使用を削減するなどの品質管理を挙げ、PDCAを回して改善を図っています。
また日本では、建築物の環境性能を総合的かつ公的に評価する、国土交通省主導のCASBEE*をひとつの指標としており、日産先進技術開発センター(Nissan Advanced Technology Center)と、グローバル本社ビル(神奈川県横浜市)がCASBEEの最高評価にあたる「Sランク」を取得しています。特にグローバル本社ビルは、徹底した環境配慮設計に加え、自然エネルギーの活用、CO2排出量の削減、水のリサイクル、廃棄物の大幅な削減が評価され、BEE(建築物環境性能効率)=5.6を取得しており、日本最高レベルの環境性能を持つオフィスビルとして認証されています。

  • ※CASBEE(キャスビー):Comprehensive Assessment System for Built Environmental Efficiency:建築総合性能評価システム

グローバル本社の環境配慮設計

積極的な自然光の活用

外壁を全面カーテンウォールとしたことに加え、太陽を自動追尾する集光レンズ(5基)で中央吹抜けに太陽光を積極的に取り込むことによって、自然光を最大活用。

自動調光システムとの組み合わせで、適正照度を保ちながら、省エネルギーを実現しています。

また、外観上の特徴の1つになっているルーバーは、簾という和のイメージをデザイン上表現しながら、夏の直射日光は制御し、その他の季節の光は積極的に透過させる構造となっており、照明のみならず、空調エネルギーの抑制にも大きく貢献しています。

積極的な外気の活用、効率的な空調システム

高断熱ガラスと上述のルーバーの採用により、温度上昇を抑制。

また、外壁部に設置されたダンパーにより、風速・湿度をセンサーで自動感知しながら、外気を積極的に導入することによって、外気温を利用し、空調エネルギーの抑制を図るとともに、中央吹抜けの上昇気流を利用した自然換気を促し、換気エネルギーの抑制も実現しました。
さらに、空調システムもタスクアンビエント空調の採用によって、効率を高めています。

資源の再利用、緑化

雨水・雑排水・厨房排水を処理することによって、トイレの洗浄水および一部植栽への散水に利用しています。
また、外構部分は、周辺緑地との調和を図りながら緑地帯を設け、ギャラリー屋上部分の緑化を積極的に進め、緑化率11%を実現しました。

BEMSへの対応

ビルのエネルギー設備全体の省エネ監視・制御を、自動化・一元化する制御管理システムを採用し、エネルギー運用状況データの収集からその分析、運転の最適化、故障予兆監視など、総合的なマネジメントによる省エネルギーを実現しています。

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