ニッサン・グリーン プログラム日産グローバルTOP

CO2排出量削減への取り組み
【クルマ、技術による削減 (2)具体施策】
エンジン(内燃機関)の効率を究極まで高めると同時に、将来の電動車両の時代に向けてハイブリット車や電気自動車を投入します。
究極まで進化する日産の“ガソリンエンジン”
短中期では動力源の中心はエンジンであり、エンジン搭載車の効率を高めることが、面積でCO2を削減するという意味で重要だと考えています。日産では、3リッターのガソリンで約100km走行が可能な3リッターカーなど、大幅なCO2排出量の削減を可能にするエンジンを搭載したクルマを開発し、順次販売していきます。同時に、CO2排出量の削減に有効な施策のひとつであるバイオエタノール燃料車の開発・拡販にも力を注いでいきます。
【CO2排出量削減のための新車販売およびエンジン、トランスミッション開発計画】

エンジン技術の進化 -ガソリン-
国内で最高ランクの燃費性能(2010年の燃費基準+20%を達成)と最高基準の排出ガス性能(SU-LEV)を両立し、かつリサイクル可能率95%以上、先進の空調システムで室内環境にも配慮した6車種を発売
ディーゼルエンジンと同等レベルまでCO2排出量を削減( CO2:約-20%)するガソリンエンジンを開発し、2010年度よりグローバルに投入
CO2排出量を約10%低減可能なバルブ作動角・リフト量連続可変システム(VVEL*)を搭載したエンジンを2007年度よりグローバルに搭載開始
*Variable valve Event and Lift


ハイブリッド車と同等レベルまでCO2排出量を削減(CO2:約-30%)する車両、3リッターカー(3リットルのガソリンで約100km走行可能:燃費30km/L以上)を2010年を目標に日本から投入開始

エンジン技術の進化 -ディーゼル-
日本、北米、中国へクリーンディーゼル車*を2010年度より拡大投入
*日本:ポスト新長期、北米:Tier2BIN5、欧州:Euro5相当をクリアする
新開発2リッタークラスクリーンディーゼル車(Euro4)を2007年度前半に欧州へ投入

エンジン技術の進化 -バイオエタノール-
E10(バイオエタノール10%混合燃料):グローバルで全てのガソリンエンジン車に対応済み
E85(バイオエタノール85%混合燃料):北米における継続的な拡大
アルマーダFFV*を2007年度より投入(2005年よりタイタンFFVを販売開始)
*Flexible Fuel Vehicle
E100(バイオエタノール100%混合燃料):ブラジルへ3年以内に投入

トランスミッションの進化
CVT搭載車のグローバル販売台数−2007年度までに約100万台/年
*オートマチックトランスミッション車と比較して実用燃費が約10%向上

“ハイブリッド車”、“プラグイン・ハイブリッド車"の開発
プラグイン・ハイブリッド車の概念図
ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走行するハイブリット車(HEV)は、CO2排出量が少なく、排出ガスもクリーンという優れた環境性能が特長です。日産は、2010年度の北米、日本への投入を目標に日産独自に開発したシステムを搭載したハイブリッド車を開発します。また、さらにCO2排出量削減に有効な技術として、プラグイン・ハイブリッド車の研究開発を推進していきます。プラグイン・ハイブリッドは、家庭電源などからバッテリーに充電した電気エネルギーを使ってモーター走行し、電気自動車と同様にCO2を排出しない走行が可能になります。

未来を見据えたさらなるCO2排出量削減に向け、“燃料電池車””電気自動車”を積極的に開発、市場投入へ

具体的な燃料電池車、電気自動車の販売計画
●2010年代前半までに、自社開発スタックの性能を高めた新型燃料電池車を北米、日本へ投入。
●2010年までに実証実験を実施し、電気自動車を日本から市場投入。

日産は、リチウムイオンバッテリーを世界で初めて車両に搭載して発売(1996年:プレーリージョイEV)するなど、電動車両を実現するための基幹技術であるモーター、バッテリー、インバーターの開発に注力してきました。今後、さらにこれらの開発・コスト削減を推し進めていきます。同時に、日産の強みである軽量かつ小型で長時間使用が可能なリチウムイオンバッテリーについては、開発・生産・販売を行なう新会社の設立に向けた準備を進めています。新会社設立によって、バッテリー性能の飛躍的な進化と大幅なコスト削減をはかり、電動車両バッテリーのスタンダードを確立したいと考えています。このリチウムイオンバッテリーは、上記ハイブリッド車、燃料電池車及び電気自動車にも搭載する予定です。