CVT(Continuously Variable Transmission)は、変速システムに歯車を使わず、ギアチェンジのない、スムーズで滑らかな変速を行う無段変速システムを使用したトランスミッションです。無段変速がもたらす優れた燃費性能と継ぎ目のない加速感、オートマチックトランスミッション(AT)の快適性を革新するダイレクトなドライブフィールが特長です。
| CVTの仕組み |
CVTの基本的な構造は、 エンジンからのトルクを伝達するプーリー(ドライブプーリー)と、トルクをタイヤへ伝達するプーリー(ドリブンプーリー)、そしてその2つのプーリーを結ぶスチールベルトからなります。(右図) |
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CVTの構造と仕組み(上図:ローギアの場合、下図:ハイギアの場合) |
| CVTとATの違い |
ATは決まったギヤ比しか使えないため、エンジン回転の変化が大きく 燃費の良い領域での連続走行が困難であるのに対し、 CVTは変速が自由にできるため、燃費が良い領域を使って走ることができます。 (下図)
CVTは、従来のATのようなトルクの山・谷や、変速ショックがないだけでなく、常にエンジンの最適なトルクをキープしながら走行することができるため、滑らかで力強い走りと、優れた燃費を両立できる非常に優れたトランスミッションと言えます。
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ATとCVTの車速に対するエンジン回転数の比較
| 日産は幅広いラインナップでCVTを搭載 |
日産自動車は、“低燃費”“伸びやかな加速感”といったCVTのメリットに早くから注目。1992年「マーチ」「キューブ」への搭載を始め、1.8Lの「プリメーラ」 等へ採用を進めてきました。
2002年には、トルクコンバーター、オイルポンプ、ベルトなど各コンポーネントや制御技術の革新により、技術的に困難とされていた大トルクエンジンへの適合に成功。世界で初めて3.5Lの大排気量エンジン用CVT「エクストロニックCVT-M6」を実用化しました。
日産は、CVTの低燃費でスムーズな走りを、コンパクトカーから大排気量の高級車までのラインナップで実現し、幅広く「走る楽しさ」を提供しています。
(2006/12/11)



