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大気の汚染防止

日産は、生産工場において、大気汚染物質に関する管理基準と仕組みを徹底し、使用量と排出量の双方を低減する活動に取り組んでいます。また、各国それぞれの法規に対しても、より高いレベルでの対応を目指しています。

大気汚染物質をさらに低減するために

公害問題の発生以来、大気汚染の物質として窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)の工場からの排出は、厳しい対策が進められ、日本では、1970年代に比べ4分の1の排出量となっています。
現在の課題は、クルマの生産工程から排出される化学物質のうち、9割を占める揮発性有機化合物(VOC)の低減です。
日産では、各国の法規制化に先駆けて、洗浄用シンナー等の回収率を上げて工場の外に排出する量を減らすとともに、VOCの少ない水系塗装ラインへの切り替えを計画的に進め、VOCの使用量そのものを減らすことに取り組んでいます。

  • VOC:Volatile Organic Compoundsの略。揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称。

現在の最重要課題、VOC低減への取り組み


九州工場 新塗装上塗りライン

塗装工程で発生するVOCを低減するため、廃シンナーのリサイクル率向上および使用量低減により、2005年度において塗装面積当りのVOC排出量を1994年度比65%削減しました。
九州工場水系塗装ラインでは、VOC排出量を20g/m2以下に抑え、業界トップレベルの水準を維持しています。その結果国内において、2006年度は2005年度比9.7%削減することができました。
また、北米においてもスマーナ工場、キャントン工場で水系塗装を採用しています。2007年度にはスペインゾナフランカ工場で水系塗装を採用しました。

今後も設備の更新の機会をとらえて順次水系塗装の採用を検討し、VOC排出量低減を図っていきます。

NOx・SOx排出量の削減

クルマを生産するためには塗装工程などで大量の熱を消費します。その熱源となるオーブンやボイラ設備への低NOxバーナーの採用や、使用する燃料を重油や灯油などからSOx排出量の少ない燃料への転換を進め、NOxやSOxの排出濃度を低減してきました。
生産量の増加により排出量は増加の傾向がありますが、排出量の削減に努力していきます。

  • 2006年度の大幅な排出量の削減は、追浜工場焼却炉を他会社に貸与したことによる。

各工場での取り組みや実績の詳細は、下記をご覧ください。

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