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燃費の向上

日産は、走行中のCO2(二酸化炭素)排出量を削減することを最も重要な技術開発の課題ととらえ、燃費向上技術の開発と商品化を行っています。

実際のクルマの使われ方を想定し、2050年にCO2を70%削減


新型乗用車のCO2排出量の推移(日・欧・米)

日産は、新車のCO2排出量を2050年時点で、2000年比70%低減することを長期目標とし、達成に向けたさまざまなアプローチを行っています。
日産は、各国で定められた測定基準によるクルマの燃費を公表するとともに、常に実際の社会での効果を考えて技術を開発しています。
例えば日本の場合、カタログなどで燃費として表示される数値は、国土交通省によって定められた走行モード(10・15モード)で測定した燃費を表します。
日産は、この走行モードの燃費向上はもちろん、実際にお客さまが使用する走行状況調査をもとに、渋滞や市街地、高速道路など、さまざまな走行状況を組み合わせた平均的な燃費「実用燃費」から社内基準を設定し、燃費向上の技術を開発しています。
また日本と北米は燃費、欧州はCO2排出量を原単位に、年間の販売台数に乗じて平均燃費あるいは平均CO2排出量を算出し、地域ごとに定めた目標値から、それぞれの規制値達成に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。
上のグラフは、日本・米国・欧州の新型乗用車について、販売実績台数に基づいて年間平均CO2排出量を算出したものです。

CVT※1搭載車の年間グローバル販売台数100万台達成

日産は、1992年に初めて「マーチ」にCVTを採用して以来、実効性のある技術を幅広く早く普及させることが総量でのCO2削減に有効と考え、CVTの拡大に取り組んできました。その結果、2007年度のCVT販売台数は全世界で約108万8千台※2に到達。日産の乗用車総販売台数に占めるCVT搭載率は、全世界で2004年度の約7%から約28.6%になり、北米※3では47.4%、日本では43.8%にまで上昇しました。

  • ※1 CVT: Continuously Variable Transmissionの略。無段変速機と呼ばれる連続可変トランスミッションで、排出ガスの削減や燃費の向上などに貢献する。
  • ※2 日産調べ
  • ※3 メキシコ含む

リッター30km以上の燃費実現へ

日産は、2010年を目標に、ハイブリッド車と同等までCO2排出量を削減するガソリンエンジン車を日本市場から順次投入します。これは3リッターのガソリンで約100km走行できる、リッター30km以上の燃費を実現するクルマです。ガソリンエンジンではこのような「3リッターカー」を実現した例はまだありません。ガソリン車の燃費向上を常に推進してきた日産の技術力に、先端技術を加えて実現していきます。

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