燃費向上の技術のひとつとして、トランスミッションでのエネルギー損失を改善する無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)があります。日産は、協力メーカーといち早くCVTの開発をはじめ、現在では小型車から大型車まで幅広くCVT搭載車を提供できる、世界で唯一の自動車メーカーとなっています。
CVTは連続的に(Continuously)変速を行う(Variable)トランスミッションという意味で、運転状況や路面状況に合わせて、最適のギヤ比を連続的に選ぶことにより、常にエンジンの効率を最大限引き出すことができます。そのため、力強い走りと燃費向上を両立する技術と言えます。
ベルト式無段変速機 (HYPER CVT/HYPER CVT-M6 / XTRONIC CVT) |
プーリーとスチールベルトにより無段階に変速を行うベルト式CVTを、1992年に1リッター「マーチ」に初搭載し、1997年にはトルクコンバーターを採用し、発進性を向上させた世界初の2.0リッタークラス「HYPER(ハイパー) CVT」を新開発。さらに2002年度には世界で初めて3.5リッター前輪駆動車への適用を可能にした「XTRONIC(エクストロニック) CVT」を「ティアナ(日本)」、「ムラーノ(北米)」に搭載しました。マニュアルモードによるスポーティな走りが可能になると共にギヤのレンジ幅とロックアップ領域の拡大により滑らかな加速と燃費の向上を実現しています。
日産は2007年度にCVT搭載車の全世界での販売台数を約25万台(2005年2月発売時点)から100万台にすることを目標としています。これによりCVT搭載車率は、グローバルで現在の約7%から約24%になる見込みです。
2005年度のグローバルでのCVT搭載車の販売台数は約45万台に達しており、2007年度には100万台にまで拡大すること※を目標としています。
※ハイブリッド車20万台を普及させることと同様のCO2排出削減効果があると試算。
トロイダル式無段変速機 (EXTROID CVT) |
世界で初めて実現化に成功した、ディスクとパワーローラーの組み合わせ(ダブルキャビティ方式)により駆動力の伝達と変速を行うCVTです。1999年にセドリック/グロリアに初搭載しました。2002年にはスカイライン350GT8へ搭載し、大排気量に対応し、素早いレスポンスと滑らかな変速、燃費の向上という優れた性能を実現しました。
| CVT搭載車種 |
XTRONIC CVT ティアナ |
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ティアナ、キューブ、キューブ キュービック、ムラーノ、ラフェスタ、ティーダ、ティーダ ラティオ、マーチ、ノート、プレサージュ、ウイングロード、セレナ、ブルーバード シルフィ |


